梅の花、桜の花、.. 凍る風の冷たさに、成田悠輔氏の炎上について、少し思うこと | 胡歌逍遥.。.:*☆ 最近は成田悠輔博士.。.:*★ 及び 一颗心 身辺雑記 .。.:*★

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   語学集会終了。中国大明星・胡歌さんに遭遇してまだ4年ほどですが、琅琊榜とともに支持!.。.:*☆

三月も半ば過ぎました。

寒暖の差が激しく、対処の難しい日々です。

氷のような手脚で歩くと、

早朝の空気が胸肺に忍びこんで、痛いほどです。


道筋に、折々に、

梅、桜の美しい植えこみを瞥見します。




枝振り見事なものも多く、

見惚れながら通り過ぎていきます。


なんだかんだ言っても、

日本は、なかなかに豊かな国です。


しかし、寒さは個人的にいかんともしがたく、

スノウキャンプの厳しさなどを見ては、

薪ストーブの炎の美しさに気を惹かれたり、


成田さんのお好きな焚き火の良さに

思いを馳せたりします。


成田悠輔氏については、

お正月の日経新聞を飾った、

興福寺での対談がいまだに脳裏に燻っています。


朗読のシーン、無量阿僧祇劫…と言う言葉について、

永遠の時を刻む、仏教の時間を説明するのですが、

成田さんの朗読は、声質、声調の良さもあり、

さすがに一流の学者、教育者らしい

心地よい噛み砕き方で読み解いていきます。


何度となく聴き続けているのですが、

サブスク課金のサイトなので、

一般に周知できないのが残念なところです。

From academia.nikkei.co.jp


冬の寒さに凍りつく心に

一輪の梅の花にも似た、儚さ、やさしさで、

ひそやかに沈む、美しさの結晶とも聴こえます。


また、仏法の教義による「唯識論」における

その第七.. 無意識の領域、

迷いの根源としての「末那識」を

成田さんは

現在の暴走するSNSの流出として捉えると言います。


一年前に、NYTimesから世界中にまで飛火した

成田悠輔氏の炎上が、

キリンのCMによって再燃しました。


特に日本で肥大しているSNS、Tw 新Xにおいて、

誹謗中傷、罵詈雑言の類が溢れていきます。

コメントは、ほぼ去年と同じなので、

擁護派の反対論陣を張るのも今更です。


成田さんの発言自体は、

切抜、メディアが囃し立てたにしても、

実質的には、2回程度で終了しており、

発言の直後、炎上現象よりはだいぶ以前に

その発言の根拠となる真意と、

言葉の用い方の不適切について、

それ以後の発言は控えている…との

きちんとした説明、釈明はしているのです。


炎上したからと言って、

成田氏自身、特に反論を試みることはないのですが、

なんと国会にまで取り上げられる始末です。


それほどのメジャーな機会があれば、

成田悠輔には、かえって、釈明と社会への警世には

とても有用な演説ができるのじゃないかなと思います。

まあ、そんな気はないらしいとは思いますが。


去年は、Winny 金子勇氏を題材にした映画や

Abema 特番、ひろゆき氏とのアフリカ行で好印象だった、東出昌大氏についての炎上も初めて認知しました。


己の不倫に起因するバッシングとはいえ、

家も家族も失い、

東京には住居も確保できない窮状に陥ったと言います。


不倫の定義は、時代と場所によって大いに変化します。

絶対正義の観念として糾弾していいとは思いません。

赤の他人がどうこう言うような問題でしょうか。


正義を標榜して他人の生きる権利に抵触する、

そう言うキャンセルカルチャー、

どろどろした怨念や、無意識の闇、

それも「末那識」の源泉だと、

そんな風に、成田さんは説明します。


別件ですが、

家族でも同じような事象があり、

対応に苦慮することがありました。

人は、当然ながら、簡単には自説を曲げません。


エビデンスや解決法はここにあるよと示しても、

見たくないし、知りたくない…と

怒り狂いながら、反撃、攻撃を繰り返してきます。

説得するのは難しいし、厄介です。


しかし、同じ言葉でも、

友人や、サークルの仲間には、

苛立ちはあるようだにしても、

笑顔で応対し、了承したふりをします。

大人の対応だと、私にも強要したりします。


なぜ、そんなことをするのかと聞くと

嫌われるのは怖いし、

村八分になるのは辛い.. と言います。


そうなのだろうね、と

この際、人を責めても仕方のないことだと、

私も納得します。

論戦は、ある意味、無益.. なのかもしれません。


無明の闇に、立ち向かうような

そんなもの、そんな現象なのでしょうか?


花々を揺らす風が冷たい.. です。

芽吹こうとする桜花、二月、寒中の梅花は

しかし、なんて美しいのでしょうか。


成田さんの笑顔も、

毅然として.. 

(と言いたいのですが、変転極まりなく、

 かなり.. 天邪鬼な方でもありますので.. 💦 )

愛らしくも、儚げに、美しいです。









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