お友達の繋がり、日々の出来事って、、、。
≪日々の出来事≫
みなさん、日々色々な出来事がありますね。
何もない日ってないですよね。そんな出来事も色んな角度から見たりして、、、。
茨木のあるカフェのオーナーのお友達から下記のお手紙をいただきましたので紹介します。
何故?私にこの手紙を転送してくれたのか?オーナーの思いも含めて熟読しました。
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『昨日の大阪は一日雨、読まれて心が”雨のち晴れ”になっていただけたら嬉しいです。』
・作文 【ぼくのお父さん】
小学生の時、僕はイジメられていた。
無視されたり、叱られたり、、、死にたいとは思わなかったけど学校に行くのはとても辛かった。
イジメをするのは一部のクラスメイトだけだったけど、他の子供達は自分もイジメられるのが怖くて、
誰も助けてはくれなかった。
ある日、授業で「自分のお父さん」の事について作文を書く授業があった。
先生は何でもいいんだよ。
遊びに行った事とか、お父さんの仕事の事とかでいいんだよ、って言っていた。
けど、僕はなかなか書くことが出来なかった。
クラスの子たちは、みんな楽しそうに書いている中、僕一人、教室の中で一人ぼっちだった。
結果から言うと作文は書いた。
書いたのだが「自分のお父さん」というテーマとは違う事を書いた。
後で先生に怒られるかも、、、またこれがキッカケでイジメられるのかなと子供心にとても不安だった。
でもそれしか書けなかった。
作文は授業の終わりと同時に集められ、先生は「じゃあ来週発表会をします。」と言った。
先生はそのまま教室を後にした。
その後は頭を叩かれてイジメられている普段の僕がいた。
「じゃあ、今日は発表会をしてもらいます。」
今日は作文の発表会の日。
先生が選んだ中から順に、書いた本人に読んでいってもらいますと先生は言った。
「ぼくのお父さんは、、、」
「私のお父さんはよくオナラをします。」
クラスの子達のおもしろい文章にみんな笑ったり、お父さんの仕事に驚いたりしていた。
でも僕は全然聞いていなかった。
ただひたすら「僕の作文は選ばれませんように」ただ祈って下を向いているだけだった。
発表会は順調に進み、あと10分で授業も終わるところまできていた。
僕は少し安心していたのだがその期待は無駄だった。
「じゃあ、最後に○○君に読んでもらいます。」
頭の中はまっ白だった。
「あのォ、先生、、、ぼく、お父さんの事、書いていないです。」
クラス中から非難の声が上がった。
バカじゃねェ~の!?廊下に立ってろよ!オマエ!
様々な声が飛び交ったが非難の声はみんな一緒だった。
もうどこにも逃げられなかった。
「静にしなさいッ!!」
突然の大声に教室は静まり返った。
「先生はどうしても読んでもらいたいの。だからみんな聞いて下さい。」
「さァ、読んでください」
【ぼくのお父さん】
ぼくのお父さんはいません。
幼稚園のときに車に跳ねられて死んだからです。
だからお父さんと遊んだのもどこかへ行った事もありません。
それにお父さんの事もあまり覚えていないのです。
写真があるので見ましたが覚えていないのです。
だからおばあちゃんとおかあさんの事を書きます。
お母さんは、昼間、仕事行ってお父さんの代わりに働いています。
朝早くから夜遅くまでいつも働いています。
いつも疲れたと言っていますが、甘いお菓子やたい焼きを買ってきてくれるので大好きです。
おばあちゃんは元気で、通学路の途中までいつも一緒に歩いて来てくれます。
ご飯はみんな、おばあちゃんが作ってくれてとてもおいしいです。
お母さんが働いているので、父兄参観の時にはおばあちゃんが来てくれます。
みんなは、おまえの母ちゃん、ババアなんだとからかってくるので恥ずかしかったけど、
でもとても優しいいいおばあちゃんです。
だから、お父さんがいなくても僕はあまり寂しくありません。
お母さんとお父さんがいてくれるからです。
お母さんは、お父さんがいなくてゴメンね、と言ったりするので早く僕が大人になって仕事をして、うちのお父さんの代わりになって、お母さんとおばあちゃんの生活を楽にしてあげたいと思います。
だから、おばあちゃんには長生きしてねといつも言っていて、お母さんにはいつも肩をもんであげています。
二人とも泣いたりするので少し困るけど、そんなお母さんとおばあちゃんが僕は大好きです。
~僕は一気にしゃべった。
先生には、死んだお父さんの事を書けばいいのにと言われると思ったし、クラスの子達からは、おまえのお父さんいないのか!?
もしかして、捨て子だったんじゃねェ~のか!?とまた、イジメられるのかなと思ったりしていた。
顔を上げる事も出来なかった。僕は救いを求めるように先生の顔を見た。
先生は、立ったまま泣いていた、、、。
先生だけではなかった。
他の子達もみんな泣いていた。
僕が初めて好きになった初恋の子は机にうずくまって泣いていた。
イジメていた子達もみんな泣いていた。
どうして???
お父さんがいないからお母さんとおばあちゃんの事を仕方がなく書いたのに。
どうしてみんな泣いているのだろう?
「○○君、、、。」
「ハイ、、、・」
「先生は人の心が分からないダメな先生でした。」
「ゴメンなさい。」
「世の中には親御さんのいない子もいるのにね。」
「そういう子達の事も頭になくて、お父さんの事を書いてだなんて、、、。」
「あなたの事も知らなかったとはいえ、本当にゴメンなさいッ!!」
先生は顔を覆ったまま泣き崩れていた。
それがその日に起こった出来事だった。
次の日からなぜか?イジメられなくなった。
相変わらず口悪くからかったりはされたけど殴られることはなく、イジメのリーダー格の子に遊びに連れてってもらえるようになった。
先生は、その後の家庭訪問でその日の出来事をおばあちゃんに話して誤っていた。
作文の事は僕は話もしていなかったので怒られたけど、話を聞いた母も、今は亡くなったおばあちゃんもうれし泣きみたいなクチャクチャな顔で叱ってくれた。
僕も立派な、人に誇れるような仕事はしていないけど、家族のおかげで一人前の大人になれたとは思う。
※上記の文章は、作者『魂の震える話(ブログ:「http://ameblo.jp/and-kei/ 」』から引用されています。
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