こちらは過去のお話になります

時間軸が前後する場合があります。




    

愛犬のサラが18歳1ヶ月で🌈の橋を渡りました。
サラの葬儀での義母の行動に
私は叫びたいほど嫌悪感を持ちました。
その嫌悪感とサラとの別れのカウントダウンの狭間で、感情が爆発しそうでした。






係の方が呼びにきて、棺や飾り物は全て外され、

1人1人サラにお別れを言いました。

炉に入れられる寸前、私はどうしても分かれ難く、


すいません!

もう1度だけ!もう1度だけ抱っこさせてください!


何も考えず躊躇せず叫んでました。

係の方は少し驚いてましたが、どうぞ……と言ってくれました。

サラを抱っこして、頬ずりして夫に渡しました。


夫は堪えきれず号泣してサラを抱きしめました。

そして息子に渡し、息子も号泣してました。

最後の最後の時間を慈しんでいると



私にも抱かせてよ!!


義母が叫びました。

またせっかくの時間が邪魔されました。


サラを泣く泣く炉に送るとすぐに、義母はスタスタ待合室に移動して行きました。




この時から私は歩くことができなくなりました。

膝から崩れ落ちるように力が入らず、

最後に残る私を夫が促して、夫の腕につかまりながらやっと歩いて、待合の和室に移動しました。