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三年ぶりの山笠が、無事に終わった博多です
わたしは元々長崎出身で
今となっては福岡歴の方が長いのだけど、そうはいっても、山笠やどんたくなど、よくわかっておりません
しかし
やっばり祭りはいいねーと、みんなでしみじみいい合いました
職場が立地的にど真ん中だったこともあり、通勤途中に、あちこちで飾り山笠をみながら
街中では、ふんどし姿の男衆がうろうろ
道路に、水の満杯入ったポリバケツがあると、もうすぐくるぞ!とテンション上がり
気合いの入った掛け声は、響き渡って
街にたまったうっぷんを、清め祓ってくれてるようでした
交通整理も気合い入りまくりで、警察の方々も心なしか嬉しそう笑
ここで見学しても大丈夫ですか?と尋ねると、ぜひぜひ~みたいなノリでした
信号が変わんないなあ、と不思議に思ってたら、横のボックスで、警察関係者が操作できるんですねー
興味しんしん
なんかわかんないけど楽しかった!
祭りー!ありがとう!
先日、久しぶりに県立美術館をのぞいてみると、大好きな「髙島野十郎展」をやっており
ウキウキと観覧してきました
野十郎さんは久留米出身の画家で、県美にはかなり作品が収蔵されている
こうやって、定期的に展示会してくれるのは、ほんとに嬉しいなあ
この方は、描き込みがとてつもなくて
初めて作品をみた時、わたしは、何気ない静物画でかつてなく度肝を抜かされた
その時、「見る」ことを超えている、と感じた
例えば、一枚の風景画があったとして
端から端まで、空気は粒子まで
物理的な視野に留まらず、画面をはみ出した部分や奥行き
その全てを、全部描いてある気がして、腰が抜けそうだった
「慈悲」の視点
解説には、そう書かれてあった
かなり仏教に傾倒されていたそうで、仏教によるところの慈悲を、実践しようとされていたんじゃないか
元々、作品について語る方ではなかったらしく、真相は定かではないけども、ということだった
見ることは、つきつめれば慈悲になるのかと
何となく納得した
ミクロの世界では、粒と波の両方の性質をもつ量子が、観察することで粒に性質が決まるというのは有名な話しだけど
「見る」ことは、全ての形を決めていて
だからそれは、慈悲なんだと思うと、見る行為のとてつもなさに、宇宙に放り出された気持ちになる
ほんとに、とてつもない
だから私たちは見るのか、と、野十郎さんの絵を見ながら思う
朝方、寝ぼけて連写していたみたい
こんなにも色が違うのは、どうしてだろうと思う
見れるうちに、見ておきたい
それは、朝焼けをみれば朝焼けに、あなたをみればあなたに、慈悲の形を与える
世界は、よくできている
☆☆☆☆
夏の朗読ライブのお知らせです(*^^*)
銀河鉄道に続き、今回は、ちょっと不思議なお話を2つ♪
イーハトーブへの招待状をお贈りします
☆☆☆☆
朗読ライブ「宮沢賢治 イーハトーブへの招待状 」
日時|8月11日(祝木)
開場14:00
開始14:30 (途中 休憩あり)
会場|gallery cobaco
@gallery_cobaco
朝倉市牛鶴109
0946-22-3490
チケット|1500円(1ドリンク付き)
■お申し込み■
gallery cobaco店頭、お電話、または、gallery_cobacoインスタメッセージにて承ります。
お名前、ご連絡先、人数をお知らせください。
定員に達しましたら締め切らせていただきます。
お申し込みはお早めに、どうぞお待ちしております。