2.28 愛ちゃんは太郎の嫁に行かないで世界卓球でハンガリーに勝った | 短歌&野球

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ぼくのへたくそな短歌と、大好きなプロ野球についての感想を、日記形式でつづります。ぼくの個人的な経験も書いてしまうかもしれません。

こんばんは。12チャンで世界卓球2008を見てました。

女子の日本対ハンガリー。一番手で登場した福原愛ちゃんはトート選手とのエース対決。

接戦の末、疲れの見えたトートに勝った。

2番手の平野、3番手の福岡はストレート勝ち。3-0で日本チームは準決勝進出。


愛ちゃんって、すごい。


気持ち入っているし、追い込まれても切れない。


相手のタマ、相手の動きをよく見ている。


チームメイトへの応援


そして思いやりにあふれている。


泣き虫・愛ちゃんがここまで来るまでには


いろんな困難があったんだろう。


でもそれをあっけらかんと さりげなく


つつみこんでしまう明るさがある。


若いプロ野球選手に煎じて飲ませたい。




ノムさんはイーグルスをどこまでつれていけるか?(3)

野村がカネのない南海ホークスの兼任監督になって「川上巨人」に対抗するために考えたことのひとつは、今の巨人がやってること(他チームの主力を買い集める)とまったく逆のことだ。他チームで芽が出ない選手を再生させることである。


その第1号(高畠をグラブの要らないバッター=代打専門に再生したのが第1号だが、自チーム内のことなので狭義の「野村再生工場」ではない。スワ監督になったとき正捕手だった秦と控え捕手だった飯田を外野にコンバートし、ルーキー古田を正捕手とした決断は歴史的快挙だったが、これもチーム内のことなので「再生工場」とは言わないこととする。今の楽天イーグルス内での変化についても同じ扱いとしたい。ノムさんが監督してるチームは全体が再生工場なのだから)は、江本孟紀である。


江本は土佐の高知の男である。あそこは四国山地の南であるから大和離れしている要素がある。

地形的に日本列島に属しながら孤立した、四国山地と太平洋に囲まれたひとつの島と考えられる。

反骨精神の強い土地である。孤立しているからだ。しかし、外交的で陽性でもある。孤立しているとそうしないと生きられない。幕末維新の坂本竜馬を思い出した読者は、ぼくの読者にしてはインテリである。竜馬の写真を見ると、日本人としては異形である。


江本はやはり異形である。ダルビッシュ有とおなじ身長でもっと手足が長いと考えてください。そんなのを指導できるピッチングコーチはいなかった。それでも投手になるわな。高知商のエースになる。法政に進学。ところが法政の同期に山中正竹というすごい左腕がいた。一級上に田淵、山本浩ニ、富田勝の「法政三羽烏」といわれた強打者がいたこともあって法政は強かったが、江本は山中がいたおかげでほとんど登板できなかった。山中は小さな大投手といわれた。東京6大学野球で48勝した。法政の後輩・江川卓がスイスイ投げたけど、47勝で終わった。そして山中の身長は江本より約30センチも低かった。山中は「エモ、オレはプロでは通用せん。おまえがプロ向きや。そのためにオレは肩を酷使して48勝した。おまえの肩を保存しておいたのや。おまえはプロへ行って49勝以上、勝たんといかん」と言ったとか。(このへん、ぼくの想像も入るので、読者は要注意)


江本は71年、東映に入団した。相変わらずで勝てなかった。0勝4敗。そこで目をつけたのがノムさん。

「俺んとこへこんか」と声かけた。土佐のいごっそうってこともわかっていた。窮屈そうな江本のフォームを土佐型に。身長、手足の長さを生かしたフォームに改造した。72年シーズン、江本は16勝。


江本はボヤキの多い投手だった。「金田、稲尾、杉浦ら一流投手といわれる人は、ほとんどボヤキがありません。気持ちの切り替えが早いのです。ところが、江本投手は<首脳陣批判>を平気でやるし、ときには<球団批判>にまでエスカレートする。・・・ボヤクのは理想と現実のギャップが大きいからです。つまり、希望があるからボヤクのだと思うのです。・・・江本投手はチーム愛の強い選手でした。愛情が批判やボヤキになってしまう」(野村克也:敵は我に在り 上巻p121)


江本は75年オフに阪神にトレードされる。かわりに南海ホークスにきたのが江夏豊である。野村と江夏の出会いがプロ野球を変えることになるのだが、もう疲れた。


江本はご存知の通り、阪神のエースになった。だが、ボヤキつづけた。「ベンチがアホやから・・・」発言で引退した。そのとき江本が考えていた「ベンチ」とはアホでないベンチ、ノムさんのいるベンチだった。


江本孟紀、113勝。すごいよ。だから引退後も、ノムさんの伝道師だ。阪神がどんだけ、ひどい球団かは、のちにノムさんが体験することになる。


あれ、野村再生工場、第1号、江本の項でもうくたくたです。酔っ払ってきたし、今夜はこのへんで・・・


イーグルスが優勝するかもしれない、まで、まだいっぱい書かねばならないのかな。どう思いますっか、プロ野球ファンのあなた。