メジャー | 月刊歌の手帖 編集部ブログ

 

 読者の皆様、謹んで新年のご挨拶申し上げます。

今年もよろしくお願いいたします。

 

 年末年始、お健やかにお過ごしになられましたでしょうか。

幸い編集部も、わたくしのプライベートも知る限り全員無事です。

 

 暮れのある時、ふと思いついたことがあります。

 

「本当の名曲はメジャーの曲」

 

 日本人はとくにマイナーの曲を好むといいますが、歴史上の真に偉大な音楽作品はメジャー・キーなんじゃないか。

そして、ファンも音楽家もその事実を知っているんだけど、一世一代のメジャー曲レパートリーに取り掛かることに、常に躊躇を感じているんじゃないか。

 

 ベートーベンの第九『歓喜の歌』もメジャー。ザ・ビートルズの『イエスタディ』もメジャー。スピリチュアルの『聖者の行進』も滝廉太郎の『花』もメジャー。

 

北島御大の『函館の女』だってメジャー。ひばりさんの『川の流れのように』だって…。

 

 マイナーの音楽って食指が動きますよねぇ。楽器の演奏も、マイナーの方がインプロヴァイズし易いです。

 

ボーカルはなおさら、マイナー・キーの曲ってエモーショナルに唄いたくなりますよねぇ。

 

だからこそ…

 

Kリーガーの皆さん、カラオケ愛好家の皆さん、ここぞという勝負曲は、ひとつメジャー・キーの曲を選んでみてはいかがでしょう。

 

てなことを、つらつら想う新年でございます。

(髙村)

 

 

クリスマスを目前に華やぐ東京の夜景。去年の12月19日、ゆりかめもの新橋駅から銀座方面を撮りました。