プロの一言 | 教師目線

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日常の中で得た教師目線の学びや気づきをシェアします。

娘が

 歯が痛むと言うので、

 歯医者さんに引率しました。

 

 

診断は

 見立て通り虫歯でした。

 

 

親としては

 仕上げ磨きが甘かった

 という自責の念がありました。

 

 

また娘は

 治療に対する恐怖心が

 あったことでしょう。

 

 

自分の感覚だと歯医者さんは

 「きちんと歯磨きをしなさい」

 と指導するものだと思っていました。

 

 

でも今回の先生は

 「痛くて嫌な気持ちだったよな。

 でも、もう大丈夫。

 痛い原因をバッチリ取り除くから」

 と、娘を勇気づける言葉がけを

 しました。

 

 

これこそが

 プロの一言だと感じました。

 

 

相手を責めるだけなら

 素人にもできますから。

 

 

そして

 治療を一通り終えてから、

 今後気をつけるべきことを

 簡潔に伝えてくれました。

 

 

これ

 学校でも同じだと感じました。

 

 

テストの点数が芳しくなく

 落ち込んでいる生徒に対して

 教員は生徒にどのような声を

 かけているでしょうか?

 

 

なぜもっと勉強しないのか?

 と、責め立てていないでしょうか。

 

 

自分がついているから大丈夫

 と、生徒を勇気づける言葉を

 かけているでしょうか。

 

 

自分への戒めを込めて…