GIMP 2.10.38を使っていましたが、作業中の案件がなくなりましたので、遅まきながらGIMP 3.02にアップデートしました。
画面が全体に見やすくなりました。
また、時間が掛かっていたフィルター処理もずいぶん早くなったように思います。
レイヤーの表示・ロックの所に(fx)が追加された
これは非破壊フィルター(NDEフィルター)というものが実装されたということです。
これまでは、明るさ編集やフィルター処理を施した後に各種編集処理の内容を変更する際は、「Ctrl+Z」を連打して編集前まで操作を巻き戻す必要がありました。GIMP 3.0では明るさ補正や各種フィルターなどの編集内容が個別に保存され、画像の編集中に「編集の一部だけ無効化する」「特定の編集内容を変更する」といった操作ができるようになりました。
※使い方はGIGAZINEをに詳しく載っていますので参照してください。
ロゴも少しかわいらしくなりました。
起動画面もかっこよくなりました。
処理が早くなるのは、大歓迎です。
使っている内に遅くなることはままありますが、キャッシュをこまめに削除するメンテナンスをしておけば、あまり遅くなならないと思います。
ちなみに、起動が遅い場合は、fontconfigのcacheをクリアーしてください。
XCF形式ファイルのバージョン
GIMP 3.0で作成したXCPファイルをGIMP 2.10.38で開こうとしたところ「XCF 形式のバージョンが適合しません。バージョン 22 はサポートされていません。」と表示されて開くことが出来ませんでした。
非破壊フィルターとか追加された機能の影響と思われます。
PlugInの再導入が面倒なので、3.0と2.10.38を同時使用しようと思っていましたが、無理かもしれません。
PlugInの再導入
Remove.bgなどのPlugInも再導入する必要があります。
Remove.bgの場合は、GIMP3.0専用のものがすでにサイトで案内されていましたので、簡単に導入出来ました。
アクセスKeyをいちいち入力しなくても、記憶させることが出来るようになっていますので、利便性は高くなっていますね。
試作
とりあえず、油絵化してみました。
出来もいいように思います。