続編!FCR-062(燃料添加剤)の経過観察 追伸あり | 元気が出るブログ 2nd.season

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ムラサメです(•Ӫ•)⭐️

 

1ヶ月ほど前に燃料添加剤のFCR-062を購入してテストをするっていう話題をアップしましたが・・・

 

もうすっかり?お忘れの方もいらっしゃるかと思いますので少しおさらいしますね

 

↓こちらが購入したAZというメーカーの格安な燃料添加剤(燃焼室やフューエルラインの洗浄剤)でして、

コスパがいいのが最大の魅力です

 

 

↑にも書いている通り、あまりこの手の添加剤は使わない主義なのですが(オイル添加剤はともかく、燃料に余計なものを混ぜるのは抵抗があります)

ワコーズのFUEL1だけは以前テストしたことがあったので信頼して本業でも使っています

(数年前に本家FUEL1がモデルチェンジして成分が変ってからはOEM品の某ピッ〇ワー〇のものはあまり使ってません)

 

ただFUEL1はお値段もそれなりにするので、安くて品質の良いものは大歓迎ですが、YOUTUBERやインフルエンサーの評価を見ても、どれも高評価で逆にちょっと怪しい(某食べロ〇やGOOGLEのレビューのようにサクラのヤラセ臭い(;゚;ж;゚;)ブッ)

 

まずは自分自身で確かめてみようっとことで、まずは自家用に使っている車やバイクでテストをしています。

 

10月7日にKSR110にFCR-062を希釈率ギリギリで入れてテストをスタートしましたが

その時に使用前のエンジンの状態(ピストンや燃焼室の状態)をファイバースコープ(内視鏡)で撮影してました。

 

その時の記事は↓↓↓

 

 

その後、テストのために通勤に使ったり畑に行くのに使ったり、用事もないのに走り回ったりして

テスト開始から200kmほど走り、満タンした燃料もかなり減ってきたこともあるのでプラグホールからエンジン内部を覗いてみたよ~

 

お?(*ノд゚*)ノ)) ピストントップについてたカーボンが落ちてるやん

♪⌒ヽ(*゜O゜)ノ スゴイッ!!!

 

 

ちなみに使用前の写真はこちら (同じ角度で写したものです)

 

 

複数枚写真を撮ってるので、フォルダごと比較してみたのがこちら

左がbefore  右がafter

 

右の方が、ピストンのシルバーの部分が多いのが一目瞭然です

 

 

10年ほど前にワコーズのFUEL1をテストした時と同じような結果ですので、σ(`ε´) オレとしては合格点です

(残念ながら当時の写真は残ってませんでした)

 

 

車(自家用車のステップワゴン)でもテスト中ですので、その結果しだいでは本業で採用する可能性もありますね

 

 

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ここから先は、プロとしての見解ですのであくまで参考にしてくださいね

 

 

燃料添加剤には大きく分けて2種類のパターンがありまして、ひとつは①オクタン価を上げたり燃焼効率をよくするためのもの(昔はこの手のものが多かったなぁ)、もうひとつはFUEL1やFCR-062のような②洗浄剤です。

 

このFCR-062はあくまで洗浄剤ですので、NOS系の添加剤みたいな↑で説明した①のようなパワーアップの効果は全くありませんし、また即効性もありませんので効果が出るのに数百km程度使用を続ける必要があります。

 

よくネットを見ると、入れた瞬間に車が軽くなったようだとか、エンジンのパワーが上がったとか書かれているので、ついついオカルト商品のような先入観を持つ人もいると思いますが、それは全くのガセネタです

もしそう感じる方がいらっしゃるのならそれはプラシーボ効果だと思います

(プラシーボ効果とは、医療や心理療法において、偽薬や無効な治療法を実施しても、被験者が回復を実感する現象のことを指します。つまり、実際には治療効果がないものを与えられた場合でも、被験者がその治療によって回復したように感じたり、改善したりすることです。)

 

 

デメリットがあるとすれば、この手の添加剤は基本的に不燃性(難燃性)で、燃焼効率が悪くなるので入れている間は逆にパワーダウンになります(と言っても、0.3%程度の配合なのでサーキット全開走行等をしない限りわからないレベルだと思いますが)

また、上記理由で入れ過ぎた場合はアイドリングが不安定になったりする場合もあるので(ワコーズFUEL1でも入れ過ぎはエンジン不調になりますとの説明書きがあります)、特に高性能2輪車や、4輪のチューンナップ車等の場合は入れ過ぎに注意です(0.3%以下の希釈で使用するように書かれてますが、万が一入れ過ぎた場合は燃料が減ってきたときに燃料を補充して薄めてくださいね)

 

また、2サイクル車にはもっと希釈率を上げるように書かれていますが(0.1%以下)、それはどういう意味かというと潤滑するためのオイル分も分解したり洗い流してしまって焼き付きや抱き付きの原因になるという意味に理解しています(メーカーではそうは書いてませんが・・・)

洗浄剤を使用中は、サーキット走行やスポーツ走行はあまり向かないかもしれませんね(あくまで個人的な見解です)

競技車両を制作しているチューナーやレースメカニックの方で燃料添加剤は一切使わないって言う方が多いのも、そんな理由があるみたいですね。(競技車両はエンジン内部に汚れが発生する前に全バラしてOHするので、添加剤での洗浄などそもそも不要ですからね)

 

あとオイルをコマメに管理していたら洗浄系の燃料添加剤は要らないっていう人もいますが、それは大きな間違いです

 

もちろん、エンジンオイルには洗浄作用もありますが、それはあくまでオイルラインだけの話で、

燃焼室やインジェクターやキャブにはエンジンオイルは通っていません(ピストンリングやバルブシールが破損すれば燃焼室内に流れ込みますが、いわゆる白煙を伴うエンジンブロー状態です)ので、エンジンオイルをいくらコマメに替えたとしても、ヒューエルラインの洗浄はできません。

 

また、直噴エンジンのインテークバルブへの洗浄作用はありませんので、それはRECS等の別の洗浄方法を施工してくださいね。

 

 

 

 またまた皆さんのためになるような真面目な記事を書いてしまっまたので、24時間でアメンバー限定とさせていただきます(*ノ∀`*)テレテレ

 

 

追伸

個人的にメッセージやLINEをいただいたので補足しますが

新しい車や低走行車に入れてもあまりメリットはないかと思います。

また、ロータリーエンジンには2サイクルエンジン同様カーボンロックの恐れがあるので怖くて入れれません(;゚;ж;゚;)ブッ

 

 

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