土曜日に試験を受けてから、少し時間が空いてしまいました。

ショックで立ち直れなかった、というほどではないけど、う~ん、なかなかうまくいきませんな。


Readingの1問目(=1文目)は、笑っちゃうくらい失敗でした。

どうやらReadingの1問目は難易度の高いものを出すことになっているらしいのですが(私の苦手な自然科学系である、という事実を差し引いても、やはり難しいように思う)、それでもこれまでは文章の意味はわからなくても姑息なテクニックで8割ぐらい取ってきていたのですが、今回は難しすぎてそれが通用しませんでした。

このころは、まだ他の受験者が次々受付して試験開始するころなので、よけいに集中力を保ちづらい時間帯である、とも言えます。


他のセクションは、ListeningとSpeakingで小さな失敗はあったものの、2回目のアドバンテージで前回より良かった感触がありましたが、Readingの失敗がたぶん響くと思うので、前回を上回るスコアはちょっと難しそうです。


これで、もう一度TOEFLを受けることが確定(えー、こうなったら九州でもどこでも行きますとも)。次回までには少し時間があるので、作戦を練り直してみます。

メッセージを送ってくださったみなさま、コメントを書いてくださったみなさま、ペタを残してくださったみなさま(あるんですよ。アメブロの機能でそういうのが)、どうもありがとうございます!!!個々にレスポンスできませんが、とってもはげみになります。


今週はお盆休み前とあって、若干疲れましたな。
あわれにも会社で私と同じチームの若い衆3人は、今ごろ「仕事ふっただけだろ!」とつっこんでると思うが(スマソ)。


どのくらい疲れているかというと:
先ほどアルクのトップページからTOEFLのページに行こうとして、無意識のうちに英辞郎で"TOEFL"を引いてしまった(8件出てきた。。。)。
って、こんなことしてる場合じゃないんだってばっっ!

今日は、前回に引続きアゴス・ジャパンのTOEFL模擬試験のことを書こうと思うのですが、その前に私のこれまでのTOEFL対策についてちょっとまとめておきましょう。


TOEFLそのものについては、ごまんと情報が出回っていると思うのでそちらをご参照いただきたいのですが、私の目下の苦悶の原因のほとんどはiBTにある、と言っても過言ではないように思います。
TOEFLは、一般的なペーパーテストであるPBTが、コンピューターで解答するCBTになり、それがごく最近、CBTと同じくコンピューターで解答するが採点はインターネットを通して行うiBTになりました。
このiBTの特徴は、予約がまったく取れないこと(怒)
そりゃぁそうですよね。何十台もの同時アクセスに耐えるネットワークが完備している会場は、そんなにどこにでもあるわけじゃありません。特に、私のように地方に住んでいる方は、たいてい東京とか大阪とかに行くはめになりますので、覚悟されておいたほうがよいです。
そして、iBTの特徴の二つ目は、受験者の負担が大きいこと(涙)
いちおうReading,、Listening、Writing、Speakingと4つのセクションに分かれているのですが、Speakingといっても、(ヘンな言い方ですが)Readingを読んでListeningを聞いてその2つのまとめをマイクに向かってしゃべる、というように複合的な問題もあり、問題形式が非常に複雑です。
一方で、問題の分量も多く、試験時間は4時間以上、うち休憩は10分間しかありません。
もともとTOEFLでは、アカデミックな英語環境についていけるかを見ているせいか、各問題の難易度、たとえば単語の難易度も、TOEICよりずっと高くなっています(TOEICでは知らない単語はほとんどないが、TOEFLでは知らない単語だらけ)。
私も年が年だけにこれまでいろんな試験を受けてきましたが、TOEFL iBTは間違いなく過酷さで上位に入る試験だと思います。


そんな「くせもの」のTOEFLですが、これまでは楽観的に考えていました。
というのも、生まれて初めて受けたTOEFL、6月16日に近所の英語学校で受けたTOEFL IPT(公的なスコアとしては認められないが、基本的にPBTと同じらしい)のスコアが、607だったからです。
HarvardとかYaleとかは別にして、多くのLLMでは足切りがPBT600=CBT250=iBT100のようだったので(あくまで足切りですが)、「なんだいけるじゃん。」と考えたのも、おわかりいただけるかと思います。
ちなみに、TOEFL IPTは、TOEICよりちょっと難しいかなーぐらいの感じで、問題形式も違和感ありませんでした。
TOEICとTOEFLの換算表なるものもどこかに出ており、それによればスコアはもう少しいけそうだったので、「もうちょっと勉強すればTOEFLはまぁいいかな。」ぐらいに考えていました。


そして、そこからちょっとしたトラブルなんかもあったりしてしばらく時間があき、7月28日に初めての「ほんとの」TOEFL、初めてのiBTを受けました。
炎天下、大きな荷物(←これは私が悪いのですが)を担いで横浜からさらに私鉄に乗り、とある住宅地の中の会場にたどりつきました。
受付をすませ、蒸し暑い2階廊下で教室に呼ばれるのを待ちます。・・・待ちます。・・・待ちます。・・・て、何分待たせるんじゃ(怒)
やっと呼ばれた教室はクーラーきいていましたが、これはかなり消耗しました。
試験そのものは、事前にひととおりの問題形式にはあたっていましたが、不覚にもこんなに問題数が多いとは予想していませんでした。パソコンの使い方にもとまどい(キーボードがUS配列だったりする)、事前に聞いてたもののReadingを読んでる最中にとなり(パーテーションもなにもない)で他の受験者がSpeakingを話し始めるというのもやはり気になり(どの問題集にも「気にするな」と書いてあるが、それは無理っす)、ばっちり初TOEFL iBTの洗礼を浴びました(まぁ、それもこれも先に調べとけよという話ではあるのですが)。
なんとか大失敗だけは避けて守ったものの、正直スコアはあんまり期待できないだろうな、という出来でした。


TOEFL iBTのスコアは15営業日後(て、いつよ?!)に出るので、これを書いている時点では7月28日のスコアはまだ目にしていません。しかし、第2回目のTOEFL iBTは8月11日に予約していたため、休むまもなく8月4日、前述のアゴス・ジャパンの模擬試験を受けに出かけたわけです。
アゴス・ジャパンの模擬試験は、TOEFL iBTのダイジェスト版ですが、それでもばっちり2時間ありました。
解答はその場で採点され(これ、すごいですよね)、私のスコアは、R:27 L:26 S:23 W:15 Total:91・・・って、ダメじゃん!
特に、W:15っていうのは、ひどい。私としてはWが苦手という意識は今までなかったので、模擬講義の後、講師に聞いてみました。
「うーん、どれがRの情報で、どれがLの情報だか明示されてない(注:問題はIntegratedだった)のが、一番の原因でしょうね。あと、スペルミスもいくつかあるし。」
なるほど。。。模擬講義で言っていましたが、Wの採点基準が一番見解が分かれるところだそうです。そして、私の思っていたより形式・構成面が重視される、ということのようです。
ちなみに、模擬講義はよく研究されておりなかなかレベルの高いものでした。
TOEFL、特にiBTって特殊なので、(お金はよりかかるとしても)やっぱりそれを専門的にやってるところで勉強しないとだめカモ、と思いました。アゴス・ジャパンの講座の受講検討してみようかなぁー?ただ、もう日が無いし、なにしろ地方に住んでるからなー。
とにかく、今日の結論としては、もうちょっと英語の勉強をがんばることにします(反省猿)

先週土曜日、アゴス・ジャパンのLLMセミナーとTOEFL模擬試験に行ってきました。


この、アゴス・ジャパン(かつてはプリンストン・レビューという名前だった?)、名前は他のLLM関連サイトでたびたび出てくるので知っていましたが、場所がなんと渋谷の伊藤塾のすぐ近く!(このブログをご覧の方は伊藤塾ご存知ですよね?)
かつて伊藤塾の仕事をしていて週一ペースで通っていた私は(なんの仕事をしていたかは、聞かないで(笑))、「そういえば駐車スペースが見つからなくてこのあたりぐるぐる回ったよなぁ。。。」などとしばしひとりごちたのでした(このあたり一方通行も多いのであんまりクルマでは行かないほうがよいかと)。


さて、LLM、正式な表記はLL.M.ですが、ラテン語でMaster of Lawsという意味で、法学既習者がさらに学識を深めるための、通常1年間の法学修士号(または課程)のことです。
アメリカでは、日本と異なり高校卒業後いきなり大学の法学部で法律を勉強するということはなく、通常法律とは無関係の文学なり化学なりを4年間?専攻して学士号を取得し、しかる後に3年間のロースクールに通いJ.D.という学位を取得し、これをもって弁護士試験の受験資格ができる、という仕組みになっています(したがって、アメリカでロースクールと言えばふつうJ.D.課程を指す)。
ここからさらに勉強の好きなヒトは前述のLLMなり、もっとすごいヒトは博士号(なんて言うか忘れた。。。)なりの課程に進む、というのが本来の仕組みなわけですが、実際問題、高校卒業後7年間?勉強してさらにもう何年か勉強する、という熱意と余裕のあるヒトは限られているらしく、多くの大学ではLLMは事実上外国人法律家の受け皿と化しているようです。私は、日本の大学の法学部を卒業していますので、その受け皿であるところのLLMを目指しているわけです(笑)
なお、前述のJ.D.というのはJuris Doctorの略で、かつてロースクールを卒業するとLL.B.(Bachelor of Laws、ふつうに法学士ですね)が得られていたところ、医者への対抗心?からDoctorの名称をつけることにしたとかしないとか。でも、医者と違って、日常生活ではふつうDr.の敬称は付けない、と知り合いのアメリカ人弁護士が言っていました。


あ、この記事に限らず、このブログの内容はすべて私の聞きかじり、思いつき等で構成されており、正確性等一切保証できませんので、なにかされる際は必ずご自身で確認してくださいね。なんてったって私はまだ3回しかアメリカ行ったことありませんので(笑)


前置きが長くなりました。
行く前は、「LLMセミナーって、どんだけマーケット狭いのよ?」と思ってましたが、けっこうな人数が来ていました。この超ピンポイントの瞬間を切り取ってもこれだけLLM受験者がいる(しかもみんな優秀そうな人たち)、というのはけっこう驚愕ですよね。今さらながら自分のやろうとしてることの無謀さが実感させられるというかなんというか。
前半は、出願手続・戦略のおさらい。これは、まぁそんなもんかな、という感じでした。これまでの情報収集によって得た私の理解が大きくは間違っていなかったことが確認できた、という意味では、意義がありました。
後半は、現時点で私の第一志望校(学校選びについてはまたあらためて書きます)である「UC Berkeley卒業生による体験談」。
これは、なかなかおもしろかったです。出願準備の話よりも、私にとっては、UC Berkeleyの実態が聞けたことが、重要でした。特に、スピーカーの、「西海岸らしいリベラルさがある。」というコメントで、ますます行きたくなりました。
やはり生の声は、貴重ですね!


さて、アゴス・ジャパンとしては、今回のセミナーで強力プッシュしたいのは、「LLM出願コンサルティングパッケージ」。これは、2回の出願戦略の座学?と、5回のカウンセリングを組み合わせたもので、費用は10万円プラス。
ふだん欧米一流事務所のパートナークラスのアワリー5万円に慣れている感覚からすると、専門的な仕事だからそんなものかなと思ってしまいそうになりますが、ふつうのサラリーマン(=私)の感覚に立ち返ってみると、高いですよね?
内容としては、出願者のバックグラウンドからのウリの抽出や、そのエッセイ等でのアピールについてアドバイスをもらえるようですが、私の場合、まったく自慢になるようなことではありませんが、新卒の時から何回も就職活動をしており、あまつさえその内一回は外資系だったので、そのテのことはなんとなく想像つくといえば想像つきます。
また、今回は頼りにできそうな知り合いのアメリカ人弁護士も、幸いに何人かいます(Sさん、あなた!あなたのことですよ!)。
英文履歴書を書いた経験もないし、周りに頼りにできそうな知り合いもいない、という方ならば、(LLMの選考ではいわゆる試験というものはなくこの出願書類が決定的に重要であることを考えると)10万円プラスは高くないような気もしますが、私の場合上記のような状況ですので、ちょっと様子見。


長くなってしまいました。TOEFL模擬試験については、またあらためて書きます。

アメリカのロースクールへの留学についてネットで調べていたら、皆さんブログを開設していらっしゃるようなので、私も始めてみました。もちろん(?)、ブログなんて初めてなんで、要領がわからないことおびただしいです。

とりあえず情報交換のきっかけに、そして今後の自分や後輩の参考になればいいな、と思っています。