もちろんお約束の、「知人が」というやつです。
先週末に通知のメールが来たみたいですね。見せてもらったのですが、"although"以下に笑いました。
"The State Board of Law Examiners congratulates you on passing the New York State bar examination held on July 24-25, 2007. Although every effort is made to ensure the accuracy of this lookup screen, each applicant must rely on the official notification (via U.S. Mail) as to whether he or she has passed the examination."
さすが、アメリカ。。。
私には、BUから、こんどは"Complete"のメールが来ていました(ホッ)。
他の学校からは、音沙汰なしです。
ところで、今日は、知財関係のシンポジウムに出席(って言うんでしょうか?ただ聴いてただけですが)してきました。
目玉は、Randall Rader判事の講演!
「レーダー判事」と言えば、NBLや国際商事法務でおなじみの、かつそれらを通じてのみ知っている名前で、基本的にミーハーな私は興味シンシンでしたが、シンポジウムの開始前にありえないフレンドリーさで前のほうから無差別に聴衆に握手して回っていたのには、少々ビビリました(しかも、"Hi, my name is Randall Rader. Nice to meet you!"と全員に言っていた。判事、存じております。。。)。
そして、話がまたおもしろい!!!
講演の内容を的確に要約する能力は今の私にはとてもないのでご容赦いただきたいのですが、自明性に関する判例の変遷を、わかりやすく、そしてユーモアたっぷりに解説し、その話芸はほとんど漫談の域に達していました(もちろんいい意味で)。
日本の司法界や法学界にもすごい人はたくさんいますが、こういうタイプの人はちょっといないな、と思わざるをえませんでした。
シンポジウムでは、他にも、Geroge WashingtonのMartin Adelman教授による、独禁法と特許法の関係についての講演などがありました。
Adelman教授の話も十分おもしろく、やはりGWのIPはあなどれない、と認識を新たにしました(Rader判事もGW出身で、現在もGWで教鞭を執ることがあるらしい)。
このシンポジウムは、実質的には某大手外国系法律事務所(外国法事務弁護士事務所?)の主催なのですが、毎回ゲストの豪華さが尋常ではなく、見逃せません。
数年前には、Donald Chisum教授がゲストで、このときはレセプションで寿司をほうばるChisum教授に突撃して、少しお話することができました(気さくな方でした)。
それにしても、ことセミナーとかに関しては、気軽にいける東京・大阪の会社の方はうらやましいですね。
ここのところは、いなかに会社を作る(かつ、それにより経済的恩恵を受ける)ことに伴う不可避のコストとして、理解してもらうほかないです。