見に行く予定はなかったのだけど上映期間終了間近、金券ショップでチケットが100円で売られているのを発見してしまったので時間の都合をつけて最終日に行ってきました。
松田龍平って顔つきからずいぶん鋭く尖がったイメージがあるのだけど(というか「ハゲタカ」で演じた西野治の印象が強すぎるのかも)、「プルコギ」では少し頼りない、コミカルな役“タツジ”を演じていてこれが案外いけてた。どちらかというと“トラオ”役のイメージがあったのでちょっと意外。山田優の演技は今まで一度もいいと思ったことないけど(失礼)、この映画ではプルコギ食堂とタツジを支えるいい女でよかった、そしてすらっと長く真直ぐ伸びてる美脚に改めて感心。それとなんと言っても子供たちを優しく愛情たっぷりに見守る田村高広さんの爺ちゃんが存在感があってよかった。
「家族」がテーマの映画だけどズドーんと重く来るわけでは全くなく、小ネタ満載・突込みどころ満載のゆるーーくかるーーく見れる映画でありました、というか真面目に見ると肩すかしを食らうから注意。