おはようございます。
群馬県高崎市の家庭教師、牛込伸幸です。
今日も自分のできることを、
たんたんとやっていきたいと思います^^
「失敗しちゃったね。ロケットもったいない。
いくらかかるんだろう」
先日、堀江貴文さんのやっている
ロケットが打ち上げに失敗しました。
そのニュースを見て、
小６の子どもが言ってました。
「失敗に対して、そう考えてるんだあ」
ぼくはハッとしました。
失敗イコール、ムダという
考え方を持っているようです。
・・・
この考え方を持っていると、
何をするにも、失敗を恐れて
チャレンジできなくなります。
ぼくは小学生の頃、野球をやっていました。
「三振したらやだなあ」
最初はそう思っていたのですが、
（多分、多くの子がそう思ってる）
監督から「思いっきり振って
三振したのならいい。
でも、見逃したり、中途半端な
スイングで三振したらダメだぞ」
こう言われて、気持ちが楽になって
思いっきりできたことを覚えています。
・・・
シドニーオリンピックで金メダルを
取った高橋尚子選手の師匠、小出監督も試合前に
「スタートラインに立ったとき、
もう勝負はついているんだよ。
やってきたことが出るだけだよ。
今までやってきた練習を信じて走りな」
そんなニュアンスの言葉をかけたそうです。
・・・
ぼくが家庭教師をしていて
感じることがあります。それは、
失敗したくない、
できない子と思われたくない
という気持ちが強すぎて、
勉強できない子が多いということ。
勉強しないでテストの点が
悪い方が怖いんじゃない？
大人はそう思うのですが、
勉強してもできなかったらどうしよう？
という気持ちがあるんです。
やってもできない子と親に思われたくないし、
自分がそのことに気づくのも怖い。
だから、チャレンジできないんです。
これに、めんどくさい、難しいといった
ネガティブな感情が合わさると厄介です。
・・・
これは学校教育の弊害かなと思います。
テストで点数や順位が付く、
友だちに勝ったとか負けたとか
抜いたとか抜かれたとか。
（人は特に抜かれるのがイヤ）
最終的には点数で
行く高校や大学が決まる。
そう思うと、
失敗を恐れるのも無理はないかなと。
「ぼく、別に本気出してませんから」
というスタンスを取る子も少なくないです。
・・・
今回は、失敗に対する考え方
というお話でした。
失敗してもいいんだよという話は、
あまりにも言われ過ぎていて、
ハイハイその話ね
程度に聞いている子が多いです。
手を変え品を変え伝えたいです。
ＰＳ．
ロケットのニュースを見て
子どもとこんな話をしました。
「ロケットを宇宙まで飛ばすのは
そうカンタンじゃないよ。
いろいろ実験を重ねて、
打ち上げしていると思うけど、
それでも一発でうまくいくとか
まずないんじゃないの。
失敗から学んで
もっといいロケットを
作っていくんだよ。
もちろん、お金はかかるけど、
失敗することも考えて、
準備してやっているはずだよ。
失敗したらホームレス
みたいにはやってないよ。
ホリエモンも残念だけど、
当然、そのまま続けるよって感じで
話してるでしょ。
失敗したからやめるなんて雰囲気は
１ミリも感じないよね」
子どもが
（陸上をやっています）
「リレーでバトンパスを
失敗するのと同じだね。
（この間、試合で失敗した）
なんで失敗したのか
みんなで考えたらうまくなったよ」
子どもには失敗から学ぶ姿勢を
持ってほしいですね。
受験もその機会になればと思って
家庭教師をさせていただいています。
・・・
牛込伸幸
●メルマガ「子どもをやる気にさせるコツ」（無料）
このブログを深堀りした記事をお届けしています。
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=IRnMisgbm
●勉強法ブログ（無料）
日々の勉強から、定期テスト、受験勉強までの勉強法を一通り学べます。保護者、大学生や社会人の方にも意外と人気！？
https://ameblo.jp/ushisense/
●家庭教師・教育相談・勉強サポート（面談・電話・スカイプ）
https://ameblo.jp/ushisense/entry-12346843365.html
※当ブログの情報によって生じたいかなる損害についても、補償はいたしません。
