なぜ牛久市か | 牛久市議会議員 伊藤裕一のブログ

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持続可能な牛久市に!牛久市議会議員伊藤裕一の挑戦。

なぜ出身地の静岡ではなく牛久なのかとの質問をたびたび頂きます。
当然の疑問だと思いますので、ご説明致します。





牛久との最初の出会いは前職の合宿研修、牛久市東部にある東日本入国管理センターが会場でした。就職後しばらくは成田の宿舎に住んでいましたが、将来的な事を考えて定住できる場所を探そうと考えました。羽田や品川あるいは牛久に転勤になる可能性もありますから、成田にこだわる必要もありません。

いろいろ見てまわりましたが、研修の際感じた牛久の住みよさを思い出し、調べてみると子育て支援が充実しており、人口も増えているといいます。手頃な家賃でいい物件も見つかった事から、昨年こちらに引っ越してきたのです。


同時に進めていたのが、政治の勉強。大学時代から誰もが平等に学ぶことができる世の中、何度でもチャンスが与えられる世の中にしたいとの思いがあり、政治学のゼミに入ったり、静岡県議選の見学をしたり、政治には関心を持ってきました。
2年前には衆議院議員主宰の政治塾に通い地方政治について学びました。出身地の磐田市など候補はありましたが、何年のどこの選挙という明確な目標は決めていませんでした。確かに最も長い時間を過ごした地は静岡ですが、町田、上福岡、磐田、大宮・・と転々としてきた経歴があり、両親の離婚に伴う実家の市内別地域への引越しもあり、ここといえる地元が無かったことも影響していると思います。


しかしそれはプラスに考えると、どこでも新たな地元にできるという事でもあります。牛久の便利で自然に恵まれた環境は大変過ごしやすく、結婚相手を探して持ち家を購入しようか、今から頑張って4年後に出馬するのも悪くないかも、と思い始めた矢先、市政の状況がただならぬ事に気づきはじめました。








きっかけは市のチラシ。今まで暮らしてきた市のチラシといえば、広報誌にイベントのお知らせとか、市長の季節のあいさつだとか、当たり障りの無い内容が普通です。しかし「学校建設、まだ早い」とか「放漫財政を立て直しました」とか政治宣伝的な内容を含んだチラシが税金を使って何回も配られているのです。市税不正支出の疑い、私が自腹で配布物をつくり、自分の足でポスティングしているのと比べどういう事なんだという2点で腹立たしいです。中学新設をすべきかどうか揉めていることも、この時知りました。


普通に考えたら早すぎるタイミング、厳しい戦いになるだろうというのは承知しています。しかし、政治を目指す原点は「教育機会の均等」、ここで立ち上がらなければ中学新設問題を含め、正しくない方向に牛久が向かってしまうのではないか、そのように考え、牛久に永住する覚悟を定め、政治の道へ進んだわけです。


市外出身というのは政策実現という観点からは必ずしもマイナスとも思っていません。シニア世代の経験に基づいた意見、新住民を含めた若い世代の声、そのどちらの意見もよく聞くことができるからです。
そのうえで、20年、30年先の牛久市が住みよい町であり続けられるような提言をしていけたらと考えています。