令和6年牛久市議会第3回定例会が閉会しました。
一般質問では①交通政策、②自治体間交流について質問。交通政策については免許返納は外出抑制による健康状態悪化を招く恐れもあるので、真に運転が危険な状態か見極めのため運転診断アプリの導入を提言しました。自治体間交流では日本維新の会が台湾花蓮地震にあたり身を切る改革から寄付をした事例を紹介しながら国交の無い台湾との非国家間交流の重要性を強調、市長台湾桃園市訪問を受け友好都市締結も見据え関係強化を訴え、将来的には友好都市などの提携を視野に、結びつきを育むとの答弁をいただきました。
議案については一般会計歳出総額316億5千万円の令和5年度決算、ひたち野周辺の市街化調整区域における宅地開発調査検討業務、小学校の防犯カメラ更新費用等を含む補正予算、使途不明金の賠償を求める訴えの提起、おくの義務教育学校の備品購入等、全ての執行部提出議案が認定・可決されました。意見書、請願については2030年までに市内温室効果ガス排出量を2013年度比で33.3パーセント削減するとする牛久市地球温暖化対策実行計画の目標引き上げを求める、「牛久市環境基本計画及び牛久市地球温暖化対策実行計画」の早期の見直しを求める請願について、現実性の観点から排出権取引や発展途上国への環境技術移転等国全体の取り組みも評価する必要があるが、市民の願いである請願を機に国目標の46%削減を目安に引き上げを検討することが望ましい、と賛成討論で述べ同請願は全会一致で可決されました。
委員長を務める教育文化常任委員会では学び合い変更の経緯を調査中であり、移行期間中の学校状況を確認するため小中学校の授業を見学しました。継続調査とし、今後は校長会や教育委員会へ聞き取りを行い、報告をまとめる予定です。
さらに、閉会後は廣瀬行政研究所の廣瀬和彦先生による議員報酬・定数の決定手法に関する議員研修会を受講、所属会派日本維新の会としては市議会議員定数・報酬の削減を主張していますが多様な視点を学ぶことができました。
国政が風雲急を告げそうな情勢でありますが、引き続き活動に取り組んで参ります。