いま、自作チラシを市内ポスティング中ですが、様々な人に見てもらい、もっと別の書き方があったのではと悩む点も多いですね。スピード感も大事ですから、印刷したものについてはお配りしますが、頂いた御意見は次回作成時に活かしたいと思います。
とりわけハッとしたのが、「役所の仕事を有償ボランティアの皆様におまかせしたい」という記述、上から目線ともとられるのでは、という友人の指摘です。彼は大学の同級生で、社会人経験を経て、大学院で研究をしています。市民協働社会を目指すという目標が変わるものではありませんが、指摘を受けた通り、行政コスト削減一辺倒で市民に仕事を押し付けるという姿勢が少しでも見えれば、うまくいかないと思います。
そこで活用したいと考えているのが、友人の研究テーマでもある地域通貨です。
※代表的地域通貨「げんき」ホームページより引用
http://www.tiikituukaneyagawa.org/main/main.html
地域通貨は、ボランティア活動など地域に貢献する活動に参加した市民に支給され、コミュニティ内の商店での割引券、草むしり、送迎などのちょっとした仕事を頼む際に利用できるというものです。財務省により複数回流通が認められており、行政が仕事をお願いするときのみならず、市民間で仕事をお願いし、地域通貨で支払う、ということも可能なのだそうです。普及を促進する措置として、商店が得た地域通貨に関しては、運営側で換金することも考えられます。
地域商品券のハートフルクーポン券に約5400万円の予算が投入されていますが、同予算を活用しながら発展的に地域通貨を導入すればより大きな効果が期待できるのではないでしょうか。
その効果は経済効果にとどまらず、自然な形での地域コミュニティ強化、新しく引っ越してきた人が地域活動に参加しやすくなるという効果も期待できるのです。