英語なんて大学受験以来で
今となっては、きれいさっぱり・・・
いきなり
「英語で会議を」といわれても…
なかなか単語が出てこなくて
いいたいことが言えなかった…
英文のビジネスレターを書くのも
辞書を片手に一苦労・・・
そんな方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
ましてや英文契約や法律英語なんて、
とんでもない!…と思われがちですが、
実は、英文契約書で使われている表現は
「おきまり」のものが多いので、
いったん慣れてしまえば
英語の小説や新聞を読むより
ずっと簡単です。
前回は、日常で使われる意味と
違う意味で契約書で使われる単語を
ご紹介しました。
そして、オススメ行動では、
単数と複数で意味が変わってしまう単語を
ご紹介しました。
久しぶりに、
英語の辞書を引っ張り出して調べた
という方もいらっしゃいましたね。
最近では、ネットでも簡単に調べられますね。
調べてみると
いろんな発見があったりしますね。
ちなみに、前回のおすすめ行動
①は、条件
②は、証券 が正解です。
今日は、助動詞の話をします。
日本語の契約書は、
「~するものとする。」とか
「~することとする。」という
語尾を使いますが、
英語の契約書でも同じように、
決まった「助動詞」が使われます。
「助動詞」だからと言って、
軽く見ると、意外と痛い目にあいます。
「~する権利がある」のか
「~してもよい」のかでは、
許されている範囲が全然違います。
ちょっとまちがえると、
莫大な額の損害賠償を支払ったり、
あなたの権利がなくなってしまったり
するかもしれないので、
注意が必要です。
それでは、英文契約書で
よく使われる助動詞をご紹介します。
【shall】
「~しなければならない」という
義務を表します。
厳密には「~しなければならない」という
意味ですが、日本語にするときついので、
「~するものとする」と訳すのが
一般的です。
学校では、
「~しなければならない」の意味は、
mustと習ったと思いますが
英文契約書では、mustは使いません。
英語の契約書は、
欧米人にも難しいようで、
分かりやすい表現にしようという
Plain English運動というのがあって、
その流れから、
ときどき、shallの代わりに、
willを使っている契約書を
見かけることがあります。
shallとwillは、
同じ意味で使われているという認識で
よいと思います。
【shall not】
「~してはならない」という
不許可、または禁止の意味を表します。
「~してはならない」と聞くと、
must not あるいは don't have to を
思い浮かべるかと思いますが、
英文契約書では、
must not あるいは don't have to は
使いません。
【may】
「~できる」、「~してもよい」という
権利あるいは許可を表します。
「~できる」と聞くと、
canを思い浮かべる方も多いと思いますが
英文契約書では、canは、使いません。
「~できる」「~する権利がある」という表現は
may以外にもいろいろあって、
「be entitled to」
「be authrized to」
「have the right to」
「be free to」 などが使われます。
【may not】
「~できない」という不許可を表します。
can not は、英文契約書では使いません。
明確に「禁止」の意味を表したいときには、
shall notを使用します。
☆☆本日のポイント☆☆
助動詞の使い方は、英文契約書独特の
決まりがあります。
shall、mayは、よく使われますが、
must、canは、使われません。
☆☆本日のオススメ行動☆☆
ちょっと難しいのは、
否定語のついた文章です。
( )に入る日本語を考えてみましょう。
The Orderer shall not be liable for
the damages a contractor inflicted
on a third party with respect to the Work.
注文者は、請負人がその仕事に関して
第三者に加えた損害を賠償する責任を
( )