たった3日でビジネスが破たん!とならないために~経営者がビジネスに最低限必要な法律知識

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契約って、結構困っているんだよねぇ、
法的な相談が気軽にできたらいいなぁ、
そんな声にお応えしようというブログです。

こんなとき、どうしたらいいの?というお問い合わせも歓迎です。

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談書って、作れますか?

そんな依頼がやってくると、
心の中でコッソリ

「あ~、何かしでかしたな・・・」

と思います。

内容は、たいてい「事故」「男女関係」
相場は決まっています。

有名人だと、「事の顛末」が、
ワイドショーネタになって楽しいのでしょうけど、

示談書の場合は、「うまくいかなった」場合ですから
そんなに楽しい結果でもありません。


示談書を作成する目的は、あくまで、
「合意した内容」を明確にすることですので、

「事の顛末」に
興味がないといえばウソになりますが、
そこに深入りすることに意味はありません。

「何に合意したか」という結論が分かれば、
示談書は、作成できてしまうのです。


今回の依頼も、男女関係でした。

「何から話したらいいですか?」といわれたので、
「合意した内容だけ、教えてください。」
とお願いしました。

「何があったかとか、
ことのいきさつは、話さなくていいんですか?」
と、不安そうに聞かれましたが、

「そこは、示談書には必要ありませんので」
ということで、聞かずに帰ってきました。

結論だけなので、所要時間、2~3分


何があったか、話したいのであれば、
聞いてもいいですけど、
たいていは、話したくない内容ですからね。
(特に、男女関係の場合は。)

依頼者は、ちょっと拍子抜けしたみたいでしたけど、
顛末を話さなくていいと聞いて、
ほっとしたみたいです。


ときどき、こんな感じで、
ちょっと配慮の必要な依頼もあります。

もちろん書類は、きっちり作りますが、
こういう依頼も、意外と楽しかったりします。

私も・・・という方、
ご相談は、こちらから。


☆☆今日のポイント☆☆

示談書に、事の顛末は基本的にいりません。

事の顛末を「根堀葉堀」聞かれるときは、
単に「興味本位」なだけかもしれませんよ。