たった3日でビジネスが破たん!とならないために~経営者がビジネスに最低限必要な法律知識 -2ページ目

たった3日でビジネスが破たん!とならないために~経営者がビジネスに最低限必要な法律知識

契約って、結構困っているんだよねぇ、
法的な相談が気軽にできたらいいなぁ、
そんな声にお応えしようというブログです。

こんなとき、どうしたらいいの?というお問い合わせも歓迎です。

やぁ、いい物件ですね!
10年でも20年でも、ずっと借りますよ。

そんな何気ない「お褒めの言葉」が、
裁判につながった事件がありました。

ある病院経営者のAさんは、
不動産オーナーBさんから、
あるビルを借りて、病院をはじめました。

Aさんは、そのビルがとても気に入ったので、
ビルを借りる際に、
「10年でも20年でも借りますよ!」と
ビルオーナーのBさんに言いました。

 

ビルオーナーのBさんは、
Aさんのその言葉を信じて、
オフィス仕様だったそのビルを
病院仕様に、大々的に改修しました。

ところが・・・

まもなく2年になる、ある日

「患者さんが増えて手狭になったので、
他の場所に移ることになりました。

ちょうど来月末で賃貸借契約が切れるので、
更新しないで解約します。

Aさんは、Bさんに解約を申し出ました。

「え???」

少なくとも10年は借りてくれると信じて、
改修工事までしたのに・・・

Bさんは、納得がいきません。

そんな、急に出て行かれても、
都合よく入る病院は、見つからないし・・・

またオフィス仕様に変更するには、
現状復帰に少なくとも2~3ヶ月はかかるし・・・

その間の家賃収入はないし・・・
オフィスを借りてくれる先があるかどうか・・・

もし、借り手があっても、賃料が・・・


Bさんは、だんだん不安になってきました。

「くそ~、訴えてやる!!」

ということで、
Aさんのもとに裁判所から
訴状が届きました。

訴状を受け取ったAさんは、ビックリです。

10年借りるなんて・・・
あのときは、そう言ったかもしれないけど、

そもそも契約は、2年契約なんだし、
2年で終わると言って、
何で訴えられないといけないんだ!



・・・ということで、裁判が始まりました。

結果は、「痛み分け」になったそうです。

つまり、病院からオフィスビルへの改装費を
AさんとBさんで折半することになりました。


そんなことで、裁判に…
と思われるかもしれませんが、
意外に、「口は災いのもと」なのです。


☆☆今日のポイント☆☆

契約は、口約束で成立します。
※詳しくはこちらのブログへ

口が「災いのもと」にならないように。


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