たった3日でビジネスが破たん!とならないために~経営者がビジネスに最低限必要な法律知識 -6ページ目

たった3日でビジネスが破たん!とならないために~経営者がビジネスに最低限必要な法律知識

契約って、結構困っているんだよねぇ、
法的な相談が気軽にできたらいいなぁ、
そんな声にお応えしようというブログです。

こんなとき、どうしたらいいの?というお問い合わせも歓迎です。

文契約書を
読みにくくしている理由の1つに、
日常会話では使われないような
古い語句が使われることがあげられます。

法律英語は、
歴史的にローマ法の影響を受けています。

したがって、
ラテン語とともにフランス語が
そのまま外来語として
使われていることが多くあります。

例えば、

ラテン語の
bona fide 「善意の、真実の」や、

フランス語を使用した
in lieu of 「~に関して」等です。


そして、
英文契約書では、
同じ意味の言葉が重複して
使用されることがよくあります。

例えば、

terms and conditions

terms conditions
「条件」という意味ですが、
2つあわせて、「条件」という意味です。

null and void 

null void
「無効な」という意味ですが、
2つあわせて、「無効な」となります。


なぜ、このように同じ意味の単語を
並べて書くのでしょう?

これにも、歴史的な経緯があります。

諸説ありますが、

もともとアングロサクソン族が
支配していたイギリスに
ノルマン人が侵入して征服したことから

支配者の言語であったフランス語
あるいはラテン語系の言葉と

平民の言葉であった
アングロサクソンの言葉を一緒に記すことで

理解できる人の範囲を広めようとした
いわれています。

このことが、現在の英文契約書にも、
名残として残ったといわれています。


同じ意味の言葉を併記すると

微妙なニュアンスについて
お互いに補完して
明確に表現できるメリットもあります。

しかし、
同じ意味の言葉を並べることが
英文契約書を長くしてしまう
ともいわれています。

このあたりのあんばいは、
なかなか、難しいですね。


☆☆本日のポイント☆☆

英文契約書には、
その歴史的な経緯から、

ラテン語やフランス語が使われたり、
同じような意味の言葉が並べて使われます。


☆☆本日のオススメ行動☆☆

英語で、契約書を「締結する」は、
entered intoですが、

法律英語の世界では、
1つの単語で言えるものを
わざわざ2つの単語で表現するケースも
多くあります。

以下は、英文契約書でお決まりの言い方です。

THIS AGREEMENT made and entered into
this day of November 5, 2013... 

本契約は、2013年11月5日に
(   )されたものである。


(  )に入る日本語は・・・もう、お分かりですね!