たった3日でビジネスが破たん!とならないために~経営者がビジネスに最低限必要な法律知識 -34ページ目

たった3日でビジネスが破たん!とならないために~経営者がビジネスに最低限必要な法律知識

契約って、結構困っているんだよねぇ、
法的な相談が気軽にできたらいいなぁ、
そんな声にお応えしようというブログです。

こんなとき、どうしたらいいの?というお問い合わせも歓迎です。

え?経営破綻したのに、営業できるの???

・・・実は、結構ある話なのですよ。


『クリスピークリームドーナツ』って、ご存知ですか?

5年ほど前にアメリカからやってきて、
新宿にある初進出の店舗には、連日、
長~い列ができていましたね。

どんなドーナツなんだろう・・・
サクサクなのかな、フワフワなのかな・・・
興味はあるものの、列に並ぶ忍耐力がなく
私は、何度も横を素通りしました。

実は、『クリスピークリームドーナツ』は、
アメリカで「破綻」していたのだそうです。

そもそも『クリスピークリームドーナツ』は、
2000年、ある種の投資ブームが引き金で、
400店以上、100億円以上の売り上げを
記録するまでに成長しました。

ところが、2004年以降、
アメリカ経済の低迷、
健康ブームや不正会計問題などが重なり、
2006年に経営破綻したそうです。

現在、アメリカでは、大幅に規模を縮小して経営再建中だそうです。

2006年といえば、日本に初進出した年。
つまり、経営破綻後に日本進出にしました。

経営破綻したのに、営業できるというと
不思議ですが、
日本でも、大手航空会社が経営破綻した後、
経営再建をして、再上場した例がありましたよね。

破綻、破産、倒産。
どういう仕組みなのでしょうか?

まず、破綻というのは事業が立ち行かなくなった状態をいいます。
破産も倒産も、「破綻」の中の1つです。

次に、「破産」と「倒産」の違いですが、
「破産」は、負債が支払えなくなり、
経済的に立ち行かなくなることをいいます。
法的には、総資産を現金に換えて債権者に返済する手続を意味します。

「倒産」は、一般的に「会社がつぶれる」という意味で使われますが、
法的には、経営が破綻した後、
会社を再建するための手続きを総称して
使われることが多く、
必ずしも会社がなくなるという意味では
ありません。

一方、理由の如何に関わらず、
経営をやめることを「廃業」といいます。
後継者不在、健康上の問題、年齢的な問題のほか、
破綻し、破産し、どうにもならなくなった場合など、
「会社をたたむ」というときに使うのは、「廃業」です。

ちなみに、うまくいかなくなったときは、
「休業」という選択肢もあります。
「休業」のメリットは、再開の目処が立ったときに届出を行うことで、
いつでも、もとの法人格を使用できることです。
(廃業にすると、全て抹消されますので、再開する場合でも、
新たに会社を設立する必要があります。)

いかがでしょうか?

何かと分かりにくい言葉ですが、要するに
潰れても、会社は続けられるのですね。