たった3日でビジネスが破たん!とならないために~経営者がビジネスに最低限必要な法律知識 -11ページ目

たった3日でビジネスが破たん!とならないために~経営者がビジネスに最低限必要な法律知識

契約って、結構困っているんだよねぇ、
法的な相談が気軽にできたらいいなぁ、
そんな声にお応えしようというブログです。

こんなとき、どうしたらいいの?というお問い合わせも歓迎です。


そんなに想像力がはたらきますよねぇ…

契約書に潜むリスクを
どうやって見抜いているんですか?

そんなことをいわれることがあります。


15年も契約書のチェックをしていると、
なんとなく「におう」のかもしれませんが、

リスクを見逃さないように、
気をつけていることがあります。


契約書を作ったり、チェックしたりするときに
やっていること

それは、
契約の内容や取引の状況を
具体的にイメージすることです。

・この契約は何を目的としているのだろう?
・どういう取引がしたいのだろう?
・お金の流れはどうなっているのかな?
・だれが、どれだけの責任を負うのかな?
・権利を持っているのは誰だろう?
・契約当事者以外の人から
 クレームや損害賠償を請求される可能性はあるか?

営業マンや担当者の話を聞きながら
このようなことをできるだけ細かくイメージして、

矛盾はないか、
イメージと実際が違っていないか、確認しながら
契約書を作ったり、読み込んだりしていくのです。


当事者が多かったり、
商品やサービスの流れが複雑だったりすると

取引やお金の流れ、
権利の移転など
矢印を使って、図に書いたりします。


意外に盲点となるのが、
実際に取引をする相手以外の登場です。

契約を締結していない人から、
クレームや損害賠償を請求される可能性が
出てくることがあります。


損害賠償請求は、
契約の相手方からとは限りません。


たとえば、
会社案内のパンフレットを
印刷会社に頼んで作成してもらう場合、

パンフレットに使用されたデザインを
印刷会社がデザイナーに無許可で
利用していたとしたら、

あなたの会社案内のパンフレットを見た
デザーナーの方が、
あなたの会社にクレームをつけたり、

最悪の場合は、無断使用ということで、
損害賠償を請求される可能性だってあるのです

え~、印刷会社が勝手に作ったんだから、
知らないよ~~

と言いたいところですが、

デザイナーからすれば、
そのデザインを使っているのはあなたなので、
あなたにクレームをつけるのです。

このように、
契約の相手先である印刷会社以外から
クレームが来る可能性があるのかどうか、

クレームが来た場合、どちらが責任を持って
対応するのか

(上の例では、印刷会社が対応した方が、
事情が分かるし、よさそうですよね。)

こういうことをあらかじめ決めておくのが
契約書の大きな役割の1つなのです。

そのために、
想像力をはたらかせて、
紙にたくさん矢印を書いて、

「ほかに、矢印はないだろうか…」と
さらに考えていくのです。

あなたのビジネスのリスクを回避するために、
どこからクレームがくるだろうか、
誰から損害賠償請求等を請求されるだろうか、
どこまで責任を追及されるだろうか、と探すのです。

そして、これらリスクの洗い出しが終わったら、

そのリスクを
あなたが負担するのか、
それとも相手方が負担するのか、

あるいは、
リスクが発生したときに改めて協議とするのかなどを
事前に決めておく必要があります。

費用以外にお金が自社から流れ出ないように
リスクを絶つことが大切です。


☆☆本日のポイント☆☆

取引によっては、契約相手以外から、
クレームや損害賠償請求が来ることがあります。

このような「隠れたリスク」がないか
実際に取引が始まった場合を想定して、
洗い出しをし、対策を立てておくことが大切です


☆☆本日のおすすめ行動☆☆

あなたのビジネスの「隠れたリスク」には
どのようなものがあるか、
思いっきり想像力をはたらかせて
書き出してみましょう。