U.S Swimming Olympic Trials
7日目 決勝競技
【女子200m 背泳ぎ】
1st. DIRADO Maya 五輪
30"32
1'02"25
1'34"30
2'06"90
2nd. FRANKLIN Missy 五輪
30"43
1'02"81
1'35"15
2'07"89
3rd. BRATTON Lisa
30"89
1'03"54
1'35"94
2'08"20
4年前のロンドンオリンピック、17歳にして4つの金メダルを獲得し200m背泳ぎでは世界記録で優勝したミッシー・フランクリン選手。
苦しみながらも、やっと本業でリオへの切符を手にしました。彼女のベストタイムは2分04秒06と、今回のタイムから約4秒ほど速いタイム。
もちろんタイムとしては納得はいっていないとは思いますが、インタビューでも「残っている力を出すだけだった」という言葉と素敵な笑顔が見られたので、ひとまず安心しているのではないかな、と思います。
やはり彼女は常に世界記録保持者、オリンピックチャンピオンとして皆んなに見られているので、その辺のプレッシャーや自分に対する期待と現実のギャップなどにも苦しむこともあると思います。何せ彼女はまだ21歳なので。
あの北島選手でさえ、17歳のオリンピックではまだまだ世界への扉を開いたばかりでした。
フランクリン選手のアメリカでの人気は凄まじいものがあります。恐らく女子選手の中では一番人気があるのではないでしょうか。
それは、彼女の実力だけでなく、その人柄にも皆が惹かれているのだと思います。
リオでフランクリン選手の最高の笑顔が見たいですね!
【男子100m バタフライ】
1st. PHELPS Michael 五輪
24"06
51"00
2nd. SHILDS Tom 五輪
24"30
51"20
3rd. STUBBLEFIELD Seth
23"78
51"24
マイケル・フェルプス選手の、オリンピックトライアルラストレースが終わりました。
実に、彼らしいレースだったのではないかと思います。というのも。
「you're crazy if you think I'm losing this race」
という彼の言葉にもあるように、フェルプス選手は100mバタフライにおいて、本当に負けないんです。
「神の手」と称される最後の一かきで大逆転しで勝利した北京五輪はまだまだ記憶に新しいかと思いますが、翌年の世界選手権ローマでは水着問題に揺れる中、史上最大のライバルであるカビッチ選手との死闘を見事世界記録で制しました。
更に4年前のロンドン五輪決勝では、準決勝からタイムを落とし優勝タイムが51秒台という本来ならば優勝からは程遠いレベルのタイムでも勝ちました。
フェルプス選手の100mバタフライでの勝負強さは、凄まじいのレベルを超えて本当に神がかっていると思います。
今回のタイムではハンガリーのラースロー・シェー選手や、南アフリカのチャド・レクロー選手から遅れをとっていますが、今日の優勝後インタビューで「改善する余地はまだまだある」と語っていたのでリオでもこの勝負強さは見られるのではないかと思います。
200mバタフライではオリンピック5連覇がかかるこのバタフライ、まさに「フェルプス王国」そのものです!
【女子800m自由形】
1st. LEDECKY Katie 五輪
1'58"75
4'02"21
6'06"46
8'10"32
2nd. SMITH Leah 五輪
2'02"21
4'08"78
6'17"43
8'20"18
3rd. PEACOCK Stephanie
2'03"80
4'10"37
6'17"43
8'27"41
100mずつのラップにすると、大変なことになるのでご了承下さい。
レデッキー選手、オリンピックの切符こそ掴みましたが、泳ぎ終わった後の表情を見るとやはり納得はいっていない様子。
昨日の予選とほぼ変わらないタイムだったので、もちろんそこは悔しいところかと思います。
昨日の時点ではとても感触の良さそうなコメント、とてもイージーだった、と言っていたので調子がいいのかなぁ。と思っていましたが、昨日の100mの決勝や今日の泳ぎを見る限り、やはり100%では少なからずなかったのかな、と感じました。
前半は世界記録を上回るペースで泳いでいましたが、後半はかなり疲れているように見えました。
しかし、400mでは驚異的なラップを刻みながら世界記録に迫って優勝しているので、改善するところが上手くハマれば、リオもまた「レデッキー劇場」が見られるのではないかと思います!!
【男子50m自由形】
1st. ADRIAN Nathan 五輪
21"51
2nd. ERVIN Anthony 五輪
21"52
3rd. JONES Cullen
21"75
4年前のオリンピックトライアルと、上位3名は全く同じ顔ぶれとなりました。
しかし、4年前の雪辱を晴らし見事代表権を獲得したエイドリアン選手。
さらに、あわや優勝か、というところまでエイドリアン選手において迫り個人としての代表権を勝ち取ったアービン選手。
映像を見る限り、泳ぎとしてはアービン選手が勝っていたようにも見えました。ただ競泳にはタッチという要素も含まれるので、身長の高いエイドリアン選手が少しだけ有利だったのかな、と。3位のカレンジョーンズ選手は、4年前のトライアルで優勝、ロンドン五輪でも銀メダルを獲得している実力者です。
あの伝説の2008年の男子400mフリーリレーの優勝の立役者の1人でもあるんですよ!
35歳という年齢にもちろん注目がいくアービン選手ですが、「それはただの数字だよ」とインタビューで答えていたように、年齢を感じさせないあのスピードは本当に目を見張りますよ!
日本にも原英晃さんという日本競泳界のレジェンドがいらっしゃいますが、競泳のスプリントに歳は関係ないのか...一度お話を伺ってみたい位です。
21秒2.3辺りが優勝のラインになるかな、と僕の中での予想ですが思っています。
今のタイムでも十分にメダル獲得が狙える位置にはいるかと思いますが、このまでくればアービン選手には優勝してほしいな...と個人的には思っています。
あ、あと、エイドリアン選手の素敵な笑顔は恐らく誰もが恋に落ちてしまうくらい素敵です。
本日の決勝競技は以上です。
明日は、いよいよオリンピックトライアル最終日となります。
オープンウォーターと競泳の2種目でオリンピック出場を狙うウォルモフスキー選手は、今朝の予選を全体の2位で通過しています。
タイムとの勝負にもなってくると思いますが、是非人類史上2人目のオープンウォーター・競技でメダル獲得のチャンスを手にしてほしいです!
では!
