懐中温泉です、
あなたに電話がかかってきました。
電話なので、出し抜けです。
あらかじめ、準備ができない。
いや、できるのかもしれませんが、やはりいつ
ベルが鳴るかは、鳴るまでわからない。
携帯電話
固定電話
IP電話
SNSの通話機能
また、ベルが鳴らないだけで、この場合メールの
着信であるかもしれません。
いずれにせよ、出し抜けです。
不意を突かれる
これは共通します。
もしかすると自分の持ち物ではない、たとえば
外を歩いているときに、あまり使われなくなって
いる公衆電話のベルが鳴るのかもしれない。
とにかく、何かがあなたにメッセージを送ってきた。
それは、新たなる冒険の開始を告げています。
あなたの冒険は、いわゆる英雄の法則に則って
進んでいくことでしょう。
英雄の法則とは
別離
通過儀礼
帰還
このサイクルです。
映画『インディー・ジョーンズ』がいくつもの冒険を
シリーズとしておこなっていくのは、そのサイクルに
乗っているからです。
もちろん映画による興行収入という面があるのも
確かですが（笑）
しかし、英雄の法則というのは、すなわち神話・
伝説の中にも通貫しています。
そして、今回のあなたの冒険も新たなるストーリーを
もたらすものとなるでしょう。
あなた神話
あなた伝説
あなたレジェンド
あなた物語
あなたのストーリーです。
まず、電話がかかってきて、その後、とくに今は近未来
ですので、すべてがスピーディーに進んで行きます。
映画のヒーロー・ヒロインのように。
ダラダラと彼らが日々を過ごすことはまずありません。
そういうようなタイミングもあるかもしれませんが、
それは概ねシーンとしてはカットされています。
これと同じように今後のあなたの冒険は進展していく
でしょう。
しかし、英雄であるあなたは
なぜ英雄なのか
それは情熱があるからです。
情熱は一般的には燃えるように熱いのでしょうが、
もしかすると静かなる情熱というのもありえます。
いずれにせよ、情熱を傾けられるものがあり、
あなたの冒険はそれにもとづいてなされていく
ことになります。
となると、英雄の法則では別離、ストーリーの骨格
では、
チャレンジ
苦難
失敗
困難
こうしたことが連続することになります。
が、おそらくあなたは自分の情熱を傾けることの
できる事柄
要するにあなたの好きなこと
これだけに打ち込むようになっています。
したがって、他の人からすれば厄介だったり大変
な努力を要するようなことかもしれませんが、
あなたにとっては苦もなくできる。
没頭するため、文字どおり寝食を忘れることだって
ありえます。
少なくともそのことに没頭していると時間があっと
いう間に過ぎていく。
だから英雄の法則でいう通過儀礼も
無我夢中
没頭
没念
の中で過ぎていくでしょう。
そのうちにストーリーの骨格でいう、ある出会いに
よる成功となります。
そして次々と成功する。
そこから法則やパターンの抽出さえもする。
気がつけば他の人にもやってもらい成功、という
ところで、帰還です。
土産話・ストーリーが語られる。
そしてまた、電話が鳴る。
これが繰り返されていく。
あなたはふたたび冒険をはじめていく。
そのスピードも早まっているのが、この近未来社会
なのです。
気づいてください。
その上で、冒険に出かけてください。
新たなる冒険を開始してください。
