懐中温泉です、
ご質問をいただきました。
「願望を実現させる能力が高まると、どのように
なるでしょうか。」
願望実現能力が高まると、おそらく、いわゆる
既視感・デジャビュのような感覚を抱くときが
増えるのではないかと思います。
既視感なので、すでに見たことがあるという感じ
ですね。
この、すでに、という感覚は、感謝の法則と相通じる
ところがあります。
感謝の法則は、感謝すると、
すでに
さらに感謝に値するものが送り届けられる、というもの
だからです。
こうした場合、過去の単なる再現というよりは、さらに
望ましい形を新たに創造しているのだと思います。
そうです。
あなたは願望実現を新たに、新たな形で創り出して
いるのでしょう。
それはしたがって、過去の単なる再現ではありえません。
こうなればいいな、という願望をイメージして、その
イメージ通りになっている
もしかすると、それは必ずしも願望とは言えないもの
の場合もありえますが、
イメージと現実との区別は潜在意識はできない。
潜在意識にはまた時間がない。
過去も現在も未来も一緒です。
ただ、脳内スクリーンに投影されるイメージ
視神経を通じて現実世界を映した画像・動画
想像によるイメージ
この区別が出来ないのです。
だから私たちは寝ている、意識が寝ている間に
潜在意識が見ている夢を見る、という現象が起きる
わけですが。
夢で見たことが正夢になる
こうなるとよい、という願望も昔からあり、日本では
元旦の日にいわゆる宝船の絵を枕の下にしいて
寝るといい、という慣習があります。
もしかすると今でも、地域によっては宝船の絵が
年末などに配られているかもしれません。
町内会・互助会、もしかすると隣組などがまだまだ
現存するようなところでは十分にありうることです。
元旦の夜に
大晦日の夜は、除夜の鐘を108回鳴らして、1年の
内にできた最大108個の煩悩
煩わしい悩み
を鐘の音の超音波で打ち消す
古墳などから出土する銅鐸はそのための道具
だったのかどうか
もっとも、お寺、すなわち仏教が伝来した頃には、
銅鐸の慣習はなくなっていたようで、代わりに
お寺の鐘になったのか。
そこらへんの議論も古代史などではあるのでしょうが、
それはさておき
人間の煩悩というのも最大108個ということです。
また、一方で願望を白い紙に書き出すと、やはり
まともに取り組むと、108個が限界ではないかと
思います。
いや、たぶん7つくらい。
七福神の７つ
そのくらいに絞った方が実現する能力も速度もアップ
する。
というので、年末年始にまず煩悩を消してスッキリし、
空っぽになったところに新たな願望のイメージを
７つの領域プラス１くらいでイメージング
これが宝船による初夢の慣習
なかなかよくできています。
最初のご質問にもどりますと、願望実現能力が高まる
と、潜在意識レベルでイメージする内容でネガティブ
だったり、芳しくないイメージをなるべく避ける
または常にポジティブであり最高の状態を維持する
ように気をつけている。
そのために意識が意志の力を使って目に入るもの、
または思考によるイメージを望ましい方向に向ける
ようにコントロールする。
その能力も高まっている、ことになりそうです。
もちろん、人間社会に生きている限り、外部の影響を
まったく受けないことはありえません。
また贈り物は突然出現することもありますが、多くは
既存の社会の流れに沿ってもたらされることに
なります。
だからこそ、贈られてきたものに対しては感謝して
行動を通して受け取る必要があるのです。
そして感謝の法則にのっとって、常に最高の状態
や最高のものへと意識的に、意図的に向かう
ようにするトレーニングをし、習慣となってくると
それは願望実現能力が高まる、ということになる。
そしてあなたはすでにその状態にあります。
さらにその願望実現能力を高めてください。
