懐中温泉です、
ご質問をいただきました。
「自分の思うままに思うには、どのようにすれば
いいでしょうか。」
基本的でありながら、実はなかなかのご質問です。
瞑想
心を無にする
精神統一
只管打坐（しかんたざ）
悟りを求めたり想念をはたらかすことなく、ひたすら
座禅すること
無念無想
どちらかというと思いのまま、という方面とは逆の
方向からのアプローチが必要な具合です。
修行
修養
滝に打たれながらようやくできること
そんな感じです。
しかし、たぶん、非日常のような環境でなくても、
日常に組み込んでできるはずです。
たぶん、あなたは思い出すだけでいい。
すでに恵まれていることを。
感謝をもって。
おそらく、あなたのほんとうの願望はなんなのか。
それをつきつめるだけでよいのでしょう。
よく言われることで、もう聞き飽きている。
あるいは聞き飽きすぎて、全然印象にさえ残らない。
「あなたの本当にしたいことは何か。」
「あなたが心からやりたいこととは何なのか。」
これらの問いかけについては、けれでも、即座に、
「でも」
「しかし」
それを実現させるためには現状で起こりうる障害や
懸念事項をすぐに持ち出す習慣ができてしまって
いる。
それもやむをえない。
そのように幼少期から教え込まれてきているから
です。
実は、わたしたちは、思うままに思う、ということを
学んだことはない、といってもよいのです。
したがって、願望実現のための５つのステップが
有効になってくるでしょう。
願望実現のための5つのステップ
１ 自分が望んでいないことを知る
２ 自分の望みを知る
３ 自らを束縛する否定的な意識を捨て去る
４ 望みがかなえられたときのすばらしい気持ちを
実感する
５ 流れに身をゆだね、感謝の語りかける声に
したがって、大きな力の導きにすべてを任せる
ごく簡単なステップです。
ただ、１つ１つのステップごとにもなんらかの抵抗が
あるかもしれません。
または、経験則としてはだいたいわかっていても、
このステップをこの通りの順番で果たすことは
しないでいる。
とはいえ、実はあなたはほとんどできている。
ただ忘れているだけで。
その証拠に、あなたが以前抱いた願望はほとんど
実現している。
このことに気づくでしょう。
なぜか。
そうです、あなたはすでに感謝の日々を送っている。
感謝することで感謝の法則がはたらいている。
あなたがほんとうにほしいものとはあなたに
必要なものであり、それらはすでに送り届けられて
いる。
もしかすると気がついていないだけで。
または忘れているだけで。
思い出しましょう。
そしてふたたび感謝します。
すると、さらに感謝に値するものが、すでに送り
届けられています。
あなたが思うままに思えることにもまた感謝しましょう。
感謝すると、あなたはより思うままに思うことが
できるようになります。
すでに願望がかない、さらなる願望がかなってくる。
このことに集中するようにするのです。
思うままに、思ってください。
