シベリアン・ワインを作る | 「中年の危機」に陥った、ごく普通の50代男性が、3日・2週間・1ヶ月の3段階で人生をやり直す、潜在意識活用システム 真「幸せの時間」

「中年の危機」に陥った、ごく普通の50代男性が、3日・2週間・1ヶ月の3段階で人生をやり直す、潜在意識活用システム 真「幸せの時間」

潜在意識の働きで、あなたは「スーパーなあなた」になるのです。そのための素材・方法も実はあなたの手元にすでに多くあります。ここでは、あなたがそれを見出し、活用するお手伝いをいたします。胎児(あなた)は、胎児(あなた)の夢により進化します。

懐中温泉です、

 

あなたに前回、96%ウォッカ・チンキを完成

させたとお話ししました。

 

 

そして、その漉した後の残りかすについては

コーカサス風激辛カレーを作っていくという

プランについてもお伝えしました。

 

いずれも、ロシアですとか東欧の雰囲気が

あるからです。

 

そういう、ヨーロッパの東側、ウラル山脈以東

の地域に目がいっています。

 

だからでしょうか、今、『千夜一夜物語』いわ

ゆる、アラビアン・ナイトのバートン版をちくま

文庫で読み返しているところで、

 

干しぶどう水(第8巻333頁)

 

のくだりに目が止まりました。

 

これほどすばらしいものはない、というような

触れ込みです。

 

それだけすばらしいものであれば、もっと有名

になってもよさそうなのに、知らなかった。

 

たぶん私だけではなく、世の中のほとんどの

人が知らないのではないかと思います。

 

たぶん、あなたもご存じない。

 

インターネット検索で見ても、そのものはなく、

近いものというと、干しぶどうを使ったワイン

です。

 

これもロシアの方ですが、シベリアは寒いので

春果物がとれず、ブドウがとれない。

 

だから干しぶどうを使ってワインを作る、という

ことです。

 

もっとも、家庭で作るようなもので、商品として

販売されるものではない。

 

だからわからなかった、のかもしれません。

 

どぶろく

 

もっとも、確か、日本では酒税法の関係だったか、

おおっぴらにどぶろくを作ることはできないのでは

ないでしょうか。

 

長らくそうなっているため、確かに、自家製の

どぶろく、というのをついぞ耳にしたことがない。

 

これまた私だけかもしれませんが。

 

とは言え、下にご紹介するようなものは、むしろ

発酵食品という感じですし、言ってみれば、清涼

飲料です。

 

サワー

 

甘酒を自家製で作るのが違法ではないのと同じ、

と解釈しています。

 

シベリアン・ワインとあまり聞いたことのない感じ

で名前をつけましたが、まず問題ないでしょう。

 

ワイン作りの長い歴史を持つモルドヴァの家庭で

葡萄の季節以外に作られる家庭のワイン。

 

調理時間:5〜15分

人数:5人以上分

 

モルドヴァ共和国出身のワーリャが家庭で作る

簡単ワイン。

 

春、果物が取れないシベリアでは干しぶどうで

作っています。

 

干しぶどうから酵母を起こす事とほぼ同じ。

 

元気な酵母を育てて美味しいワインをどうぞ。

 

干しぶどう 130g

砂糖 130g

水 1.2ℓ

 

1.
材料を計量しておきます。

1.5ℓ容量以上の容器を熱湯消毒しておきます。


2.
瓶に砂糖と水を入れ混ぜ溶かした後、

干しぶどうを入れる。最初は沈んでいます。


3.
上に浮いているものと、水分を含んで沈んだもの

が出て来ます。


この頃は浮いているものに黴が生えやすいので

良くかき混ぜる。


4.
干しぶどうが膨らみ、発酵が始まると上に浮いて

きます。


泡が盛んに出るようになると黴びにくいですが

毎日かき混ぜます。


5.
発酵の泡が落ち付き、色が白濁して来たら濾す。
炭酸飲料の入っていたペットボトルなどへ入れ、

暗所で保管。


6.
暗所で保管しながら、時々味を見て好みの味に

仕上がったら冷暗所で保管。


移り変わる味を御楽しみ下さい。


7.

濾すまでは毎日かき混ぜます。

 

発酵中は炭酸が発生するので容器の蓋は

軽く乗せる程度で。


発酵が始まったら飲料可能ですが、最初は甘く、

濾したあとは徐々に甘味が無くなり酸味と渋みが

出て来ます。

 

したがって、むしろ発酵飲料、という方が近い

ですね。

 

シベリアン・ワインをしゃれたネーミング、として

受け取ってもらえば幸いです。

 

「しゃれてるのかなあ?」

 

ともかく、これもできあがるのに少し時間が

かかりそうです。

 

しばしお待ちください。

 

 
ご精読ありがとうございました。
 
懐中温泉