懐中温泉です、
もしかすると、あなたは疑っていますか。
現在、世界中に蔓延している病気の原因が
実は、蚊の目玉スープにあるのでは、と。
<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/qFAmqCM0Atk" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe>
そうです、世界最高の珍味とされる。
珍味中の珍味。
「美味しいの？」
いや、正直、私は食べたことがありません。
また、食べたことがある、という人も知りません。
さらには、食べたことがある人を知っている、
という人にも遭遇したことがないのです。
それほどの珍味。
だから、実際のところ、味がどうのいうよりは
やはり世にも珍しいものを食べている、という
一種の満足感を味わいたい。
そのような人が、どのような犠牲を払ってでも
求める。
まあ、贅沢ですね。
奢侈（しゃし）です。
王侯貴族になりたい。
王侯気分を味わいたい。
そうなると、果たして、正常な味覚や嗅覚も
維持できているのかどうか。
そこらへんも定かでなくなってきます。
あるいは、別の原因かもしれないが。
ともかく、この究極の珍味とされる、
蚊の目玉スープ。
このレシピは。
もちろん、そのメインの材料は蚊の目玉です。
蚊ですね。
あの、夏などによく飛んでいる、ブーン、
という羽音をたてて飛び交う、
小型の飛行昆虫。
虫なのですが、なんだか虫であることを
思い出す前に、蚊だ、と思ってしまう。
それほどまでに馴染みがあるというか。
蚊が好きな人っているのかな。
この世になぜ、蚊なんてものがいるのか。
そう考える人も多いのではないでしょうか。
しかし、その目玉となると究極の珍味だ
というから驚きです。
そもそも、蚊の身体の割合からすれば
大きい方だとは思いますが、やはり小さい。
蚊の目玉を意識することはむずかしい。
だが、その意識することがむずかしい
ようなものが美味しいのだろうか。
美味いんだろうか。
そのように考える人種・民族というのが
存在するのです。
それが、お隣の中国です。
かの国では、実際、食べないのは
イスと飛行機くらいのものだ、とされるほど
何でも食べます。
蚊は飛びますが、飛行機ではない。
とすれば食べられます。
ただ、やはり飛行機は大きいですが、蚊は
小さい。
身体に比して目玉は大きいとは思いますが、
1匹から2個とれるとしても、そんなに
大きくはない。
だから、スープの材料にするくらいで
納めるしかない。
それにしたって、沢山の数が必要です。
蚊の目玉なんですから。
そのため、沢山の蚊をつかまえて、しかも
目玉だけをピックアップするのか。
そこまでして集めるほど美味いのか。
珍しいのは確かですが。
ところが、これまた長い歴史をかけて
その採集方法を考えてあるのです。
それは、ずばり、コウモリです。
コウモリが夕刻空を飛んでいるのは、ああして
エサである蚊を食べているから。
ところが蚊の目玉というのは、コウモリの
消化器官では消化しきれない。
したがって糞の中に混じって排出される。
とすれば、コウモリの糞を集めて、
きれいに濾過すればいい。
では、そのコウモリの糞はどこにあるのか。
それも特定のコウモリの。
これまたなかなか大変ですが、海に面した
絶壁にできる洞窟にその特定のコウモリ
が巣をつくる。
その糞を狙う人はそれゆえ大変な苦労をして
海から絶壁にアクセスし、洞窟に入り、
コウモリの巣に踏み込み、糞を集めてくる。
話を聞いただけで珍味ということになります。
ふだんはいい。
だが、今回の伝染病の原因として、この
コウモリを含む野生動物を食したこと、
が挙げられています。
だからあなたが蚊の目玉スープを疑うのは
まったく無理のないことなのです。
原因として。
あなたはさらにその原因を探りたいでしょう。
珍味を求めるのと同じくらいの情熱で。
求めて下さい。
さらば与えられん。
X-Jr.コピーライター養成スクールA級レベル：
https://www.xschool.is/JrA_Sales/?vid=MlfO10kRU
ご精読ありがとうございました。
懐中温泉