懐中温泉です、
あなたも既にご存じと思いますが、私は
納豆原理主義者の巣窟といわれる、
ローズキャッスル県の出身です。
ローズキャッスル県は、北関東太平洋岸
に位置し、奈良時代に『風土記』が編纂
されるなど、それなりに歴史の長い土地
です。
ローズキャッスルと同じくらい、あるいは
もっとメルヘンチックかもしれない県名が
ついている、ラブリー・プリンセス県。
こちらも古い国ですが、
その県庁所在地に私は今在住しています。
メルヘンランドであるローズ・キャッスルから
もう1つのメルヘンランドへ。
こうして外国語由来のカタカナで言い表すと
なかなか聞こえが良いですが、その実、
日本列島の主要4島である最大の島における
農業県から最小の島の農業県に来ている。
要するに田舎者、です。
だから居心地はいい。
居心地がいいのは、しかし、進化の妨げに
なる可能性が高い。
だから、つとめて進化するために、日々の
努力が必要です。
進化するには、居心地の悪いところに行く
必要があるのです。
居心地の悪い環境を人工的に作らせた。
それがサウナです。
幸い、こちらラブリー・プリンセスの県庁が
所在する土地に暮らしており、温泉が多い。
最近の温泉施設には、サウナがしつらえて
ある場合がほとんど。
だから、近所の溫泉施設をいきつけにし、
週に2回か3回、へたをすると4回足を運んで
います。
サウナが居心地が悪い、というのは、
もしかすると必ずしも正確な言い方では
ないかもしれない。
最初はなかなか心地よく、まさに居心地
が良い。
しかし、次第に、暑さが熱さになり、厚く
なってくる。
すると、とても居続けられなくなります。
汗がダラダラ、頭は朦朧とする。
息苦しい感じも強まる。
サウナでふと抱く恐怖とは、
『このままここから出られなくなったら・・・』
というものです。
要するに居心地が悪い。
だから、どうしても耐えられなくなったら、
外に出て、冷水浴をする。
冷水浴の方も、最初はヒャーッと叫びたく
なるくらいに気持ちがいい。
が、ずっと入っていれば、それはもう、
ガタガタ・ブルブルとなってくる。
これまであまり考えたことがなかった
ですが、サウナと同じで、
『このままここから出られなくなったら・・・』
と考えれば恐怖です。
つまり、どちらともある時点を過ぎると極端に
居心地が悪くなる、という点で共通する。
そのサウナと冷水浴、高温浴と冷水浴を
交互に繰り返すことで副交感神経と交感神経
とが代わりばんこに刺激され、弛緩と緊張を
交互に働かせる。
その結果はリラックスです。
暑い、冷たいという極端な状態を行き来し、
最後にはリラックスに落ち着く、という
この状態は、古来、温泉療法としても
知られてきました。
湯治です。
病気であるかどうかは、どもかく湯が治す。
こういう極端であり、しかも、効果がある、
というのは、基本的に、直情径行なところが
ある、ローズ・キャッスル県の人間には
強くフィットするところがあります。
なるべく効くヤツを。
もうイオウの臭いがプンプン来るような。
毎日通ったら、歯が溶けちまうような。
先日、いきつけであるラブリープリンセス
県庁所在地の温泉地で最も老舗の温泉
施設でサウナに入っていると、同室したのが
このローズキャッスルからの2人組でした。
どうやら、短期お遍路コースに沿って、
四国の温泉地めぐりをしているようです。
へんろ、という感じではなく、やはり「効く」
温泉を求めて、
カーッとくるような、ストロングな、
要するに
効くところを求めている、という感じが
2人の会話からわかってきました。
いかにも納豆原理主義者です。
別に聞き耳を立てていたのではないのですが、
マイナス9という、アルカリ性の度数を
あちこちの温泉での事例をあげて
ローズ・キャッスルなまりで語っています。
彼らも政治とかにはあまり興味がない
のだろうな、とちょっと共感するところも
ありました。
どうも、権謀術数とか、表裏とか、よく
わからない。
とにかく、もう、ストレートに効くヤツを。
歯が溶けるのはイヤですが(笑)
あなたも、効かせて下さい。
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