深川丼の秘密 | 「中年の危機」に陥った、ごく普通の50代男性が、3日・2週間・1ヶ月の3段階で人生をやり直す、潜在意識活用システム 真「幸せの時間」

「中年の危機」に陥った、ごく普通の50代男性が、3日・2週間・1ヶ月の3段階で人生をやり直す、潜在意識活用システム 真「幸せの時間」

潜在意識の働きで、あなたは「スーパーなあなた」になるのです。そのための素材・方法も実はあなたの手元にすでに多くあります。ここでは、あなたがそれを見出し、活用するお手伝いをいたします。胎児(あなた)は、胎児(あなた)の夢により進化します。

懐中温泉です。

 

本ブログをご訪問いただき、

心より感謝いたします。

 

 

あなたと深川丼の関係を知りたいです。

 

 

まず、あなたは、これまでの

人生で、深川丼を食べたことが

あるでしょうか。

 

最初に食べたのはいつだったか、

思い出せますか。

 

あ、いきなり短兵急な

質問でしたね。

 

もしかすると、あなたが

深川丼そのものを知らない可能性も

あるというのに。

 

ついあわててしまいました。

 

では、ちょっと居住まいを正して、と。

 

えー、それでは、あらためまして、

 

あなたは深川丼をごぞんじですか。

 

そうですね、

深川丼とは、

 

アサリをネギなどと煮て、

汁とともに飯にかけた丼(どんぶり)物

のことを言います。

 

または、

アサリのむき身をたきこんだ飯をも

このように言うものです。

 

江戸時代から東京の下町である

深川の名前を冠した庶民料理です。

 

いわゆるぶっかけご飯。

 

または炊き込みご飯。

 

アサリを炊き込むなら、

またはその煮汁を丼飯にかけるなら、

アサリ飯でもよさそうなものです。

 

が、そう呼ばないのは、

深川めし、と呼ばれ始めた

江戸時代には、

むしろ、このあたりの海でとれた

 

バカ貝、すなわち

アオヤギがメインだったからです。

 

江戸時代の浮世絵などにも

やはり深川で有名であった

芸者や遊女などとともに

「ばかを煮て、」などの説明書きに登場します。

 

アサリでなく、

バカ貝が起源であり、

言うなれば、深川あたりの

庶民が食べる庶民のめし。

 

ぶっかけでもよければ

炊き込みでもよし。

 

定義づけなど、そもそも

していない。

 

貝も、アオヤギがとれなければ、

ハマグリでもよければ、

シジミでもよし。

 

もちろん、アサリでも。

 

そして、

韻を踏むようですが、

 

深川めしと言ったら

あっさり、

 

アサリめし

 

を指すようになったのです。

 

たぶん、年中安定して

とれるのがアサリだったからでしょう。

 

いずれにしても、

貝をネギなどとともに煮込んだものを

煮汁と一緒に丼ご飯に。

 

または炊き込みでも、

深川丼。

 

貝は鮮度の悪いものだと、

食中毒を起こしたりするので、

新鮮なものをきちんと加熱して、

しかも美味しく食べたい。

 

とすれば、このようにするのが

なにより。

 

また、同じ川のついた

地名をつけた柳川めし、

または柳川丼。

 

こちらは、

ドジョウ。

 

ドジョウ鍋。

 

ドジョウを割り下で煮込み、

さらに卵とじなどにして

ご飯にのせる。

 

柳川めしであり、

丼にのせることも多いので、

柳川丼。

 

どちらも、

江戸時代、大型四ッ足の

動物を食するのが禁じられていた

ときに食べられていた。

 

当時の庶民にとっては、

大豆などの植物性タンパク質や

鶏などの小型動物、卵、

そして魚類とともに摂りたいタンパク源。

 

ご飯に、醤油や味噌などで煮込んだ

ものを煮汁と共にかけて食べる方法が

その過程で生みだされました。

 

また、炊き込むのもそうですね。

 

そして、明治時代を迎え、

いわゆる文明開化として、

西洋の文物が舶来した。

 

牛や豚など大型の動物の

肉も食べるようになった。

 

そのときに、食べ方としては、

まず食べやすいように、

伝統的な手法に基づいて

調理されたのです。

 

なぜか。

 

なじみの方法で、とか

見慣れたやり方で、とかを

心理的に好む人が人口の半分くらいを

占めるからです。

 

深川丼のように、

ネギなどとともに煮込んで、

煮汁と一緒に丼飯に。

 

牛丼

カツ丼

 

または

柳川丼のように

卵とじで

 

親子丼

いとこ丼

他人丼

 

あるいは、蒲焼きにした上で、

 

鰻丼

穴子丼

サンマ丼

 

伝統的な方法を用いて

調理してあるが、何を調理したのか、

その具材を明示する方向が強まった。

 

地名で中味を連想させるのではなく。

 

この転換が、

丼物のユニバーサル化

 

そして、今では

グローバル化への可能性を

決定づけました。

 

世界の丼物になってきている。

 

具材の中味を明示すれば、

どこでも、どのようにでも

作れ、提供できるようになったのです。

 

土地の名前を知らなくても。

 

煮汁とともにご飯にかける

炊き込みご飯

卵とじ

 

伝統が、地域の垣根を越え、

世界に広がることになったのでした。

 

それを思うと、

深川丼は、柳川丼とともに、

どうとらえればよいのか。

 

あなたの深川丼との関係を

最初におたずねしたのは、

そういうわけだったのです。

 

あらためて、あなたの深川丼との

関係を知りたいです。

 

どんな関係ですか。

 

思い出してください。

 

思い出す

 

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ご精読ありがとうございました。
 
懐中温泉