懐中温泉です。
本ブログをご訪問いただき、
心より感謝いたします。
あなたは、実はブラック・ホール
のごく近くにいるのかもしれない。
などと考えてしまうと
落ち着かないですか。
いや、大丈夫でしょう。
あなたが日本人であるなら、
ブラック・ホールにはあまり抵抗が
ないかもしれない。
少なくとも、
虚無
について、嫌悪感や
拒否感は抱かないのではないですか。
今はさすがにそこらへんを
歩いていませんが、
ちょっと前まで実際に
虚無僧(こむそう)は日本中を歩いていました。
「ちょっと前、って江戸時代だろ?
全然ちょっとじゃないじゃないか。」
厳しく問い詰めないで下さい(笑)
これからすぐに、ちょっと前の人、
ということで
江戸時代の俳人、松尾芭蕉について
お話しするつもりでいるので。
虚無僧は、
深編み笠をかぶり、
首に袈裟(けさ)をかけ、
尺八を吹いて諸国を行脚(あんぎや)修行していました。
時代劇ということで、
お茶の間に置かれる
テレビで放映される劇。
ここでなら、現在でも
よく登場します。
その登場の仕方も、
どこかの隠密として。が
普通ですね。
武士の階級に属し、
どこでも行けるという自由さを
活用しての役割と言えるでしょう。
実のところ、
俳人松尾芭蕉も
隠密ではないか、と
言われてきています。
彼が三重県の伊賀出身だったからです。
伊賀は伊賀者といって
滋賀県の甲賀忍者とならんで有名です。
その伊賀出身の彼が、
諸国を歩いて行く先々で
俳句を詠んで、旅日記とする。
『奥の細道』
傑作です。
その中に収録される
閑さや岩にしみ入る蝉の声
(しずかさや いわにしみいる せみのこえ)
は、出羽国ですから今の山形県にある
立石寺で詠んだとされています。
これは、
蝉、アブラゼミ、とされていますが、
蝉がジージー鳴く声が
岩にしみいるようなしずけさに感じ入っているのです。
静か、よりも
いっそう閑かな感じがするので
わざわざ、閑静の
閑の方を用いています。
岩に音が染みいっていく。
蝉の声は、耳元でやられたら
ものすごくうるさいはずですが、
その分、岩にしみこみ、吸収され、
静かよりももっと静かな閑かになる。
音のブラックホールが
その岩である、ということを
言っているようです。
岩は重いですが。
重さを突き詰めていくと
どうなるか。
あまりにも重くなり、
光さえも入り込んだら
出られなくなる。
それがブラックホールです。
岩の場合には光が入り込む隙は
なさそうです。
しかし、音は染みこむ。
音が染みこんだら出られない。
となれば、
この立石寺の岩は
音のブラックホールであるよ、
という発見を隠密である松尾芭蕉は伝えている。
ここらへんも
歴史推理小説などで
すでに書かれている気もします。
松尾芭蕉シリーズで
奥の細道殺人事件、
と言ったところですか。
あるいは、
殺人であれば個人のエピソードで
すむでしょうが、
もしも音のブラックホールであるとすると
問題です。
幕府隠密であったと噂のある
松尾芭蕉は、
このゆゆしき事実を暗に
伝えようとした。
その可能性は果てしなく無に近いが
完全なゼロではない。
江戸時代では、
閑静という形できわめて洗練されて
人々の生活に組み込まれていました。
閑静な住まい。
典型ですね。
この閑かで静かな状態。
それは、間を前提としています。
間というのは、既に
このブログでもお話ししているように
松尾芭蕉の江戸時代からさらに
さかのぼる室町時代。
その時代の観阿弥・世阿弥
親子によって確立された、
能
そこで、幽玄や
侘び寂びという日本の独自の
文化境地に到達しているのです。
これらがすべて存在するのが
間
です。
すなわち、英語ではspaceと言って
空(くう)でしかない空間。
西洋科学では
この空間を構成する元素を
分析によって、なにもない、空っぽ、
ではない。
この事実をつきとめたのは
ごく最近です。
もちろん、この最近とは、
松尾芭蕉の江戸時代よりも
さらに最近で、200年前くらいです。
一方、占星術から転換した天文学は、
コペルニクス以来、西洋では進んでいますが、
ブラックホールの概念は
本当に昨日のことです。
昨日、というのは、つい数十年前の
ことを意味するのですが。
こうしてみると、
日本では、すでに室町時代に
宇宙空間が、空っぽではないことが
わかっていました。
さらに江戸時代には閑静な風情
ということで日常生活に
積極的に取り入れるところまで
来ていた。
となれば、
ブラックホールという言葉は
日本には、というか世界のどこにも
なかったが、存在は認められていた。
その存在を、
メカニズムとともに
的確に表したのが
江戸幕府の隠密である芭蕉であった。
ということになるのでしょう。
ないものがある。
むしろ、マイナスでさえある
マイナス空間。
蝉の声でさえ吸い込まれてしまう
岩の中に、そんな恐ろしいものが。
そういえば、問題の岩のある
立石寺という名前も暗示的です。
立石寺は今でも山形県にあり、
その問題の岩もあり続けている。
音のブラックホールとして。
となれば、他の土地にも
いろいろな形でブラックホールは
存在することが予想できます。
もちろん、あなたのご近所にも。
いえ、お家の茶の間にも。
確認して下さい。
X-Buddha Gold:
https://naturalsuccess.jp/XBuddha/gold/special/#vvY0PE
