懐中温泉です。
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心より感謝いたします。
あなたも、感じたことは
ないですか。
「あー、チミ。」
「チミねえ。こういうときは・・・。」
漫画やテレビの登場人物で、
たたき上げの社長さんや
年配のおまわりさんなどが、
君(きみ)
のことを
なまったような感じで、
チミ
と言ったりします。
彼らは、なぜ、あのように言うのだろうか、と。
これについて、しっかりと
解説した辞書はないようです。
この言い方の出現は、
おそらく戦後、1950年代、
または1960年代以降と
考えられます。
それほど古いものではない。
庶民的な感じを与えるので、
一種の親しみやすさを相手に印象づける
表現だとも言えるでしょう。
K音を C音にするよみかたは
お隣の中国にみられる、
とされます。
年齢によるものだ、とも
考えられます。
K音よりも、C音の方が、
発音に力がいらないので、
庶民派で、たたき上げの年輩者には、
楽に話せるから、となるのかも。
せいぜい、
ドリフの加藤茶や志村けんが
役柄で使っているから。
ここらへんで説明は
とだえてしまいます。
少なくとも、どこか特定の地方の
方言や訛り、ということは
なさそうです。
なにしろ、
辞書にも出てこない。
ちみ、で出てくるのは、
例の
魑魅魍魎(ちみもうりょう)
の、魑魅だけ。
そうですね、
鬼偏(偏というのかな)に、
離れるの左側で、
魑(ち)
やはり鬼偏に
未来の未で魅。
これは、魅力の魅ですから
まだわかりますね。
で、魑魅の意味はなにかというと
すだま、という化け物のことだと
されています。
そして、語源は、
漢字ですので、例によって
中国にあります。
草木の精霊を、
古来日本では、すだま、
と言い、それこそが
中国の
魑魅
なのです。
前にお話ししましたが、
物の怪、もののけ、
ともいい、
実は私たちの潜在意識の住人です。
潜在意識ですので、
皆共通です。
とはいえ、
先の庶民派でたたき上げの
土建屋の社長さんや
おまわりさんが、
この語源を知っていて、
「あー、チミ。」
と少し偉そうに言っているのでは
ないでしょう。
が、もしも彼らが、
中国の奥深くの
山岳地帯の名山に
パック旅行などで行くとします。
そして、ふとあたり一帯が
霞におおわれる。
見ると、
人間らしき者が
いるので、同行の
通訳兼案内人に、
誰なのか、何なのかを
聞いてもらいます。
「君は誰だ。
君の名は何だ。」
こう聞いてほしいのですが、
実際に口から出るのは、
ふだんの物言いの癖で、
「チミは誰だ。
チミの名は何だ。」
と発音します。
すると、なにしろ、相手は、
実はその名山の草木の精霊であり、
すだまですので、
人の心を読みます。
一種のテレパシーが使えるのです。
それで、その庶民派たたき上げの
土建屋社長の
言っている言葉がわかる。
で、正確に、
「魑魅です。
名前は魍魎です。」
と応じるでしょう。
なにしろ、
辞書で魑魅とひくと、
先ほどのように、化け物、
すだま、草木の精霊、
とあるだけです。
または魍魎とあり、
では魍魎を、とそちらを見ると
まったく同じ説明で、
魑魅を、と同義反復になってしまいます。
辞書編纂者にわかるはずがないじゃないか、
と、そこらへんの事情を察してほしい、
ということになります。
そういうときには、
その対象の身になって考えると
いいのです。
そうすると、上に挙げたような
想定問答ができあがるのです。
現代の通常のやりとりでも
1人の人間を名字で呼んだり、
名前で呼んだりすることは、
ごく当たり前のことです。
とすれば、
魑魅魍魎さんは、
名字が魑魅で、
名前が魍魎であったとしても
なんら不思議ではありません。
もっとも、
魍魎の方も、
やはり鬼偏で、
網の右の方で魍
そして、同じく鬼偏で
両という漢字の旧式の方を
あてて魎。
パソコンのワープロだから
ローマ字・漢字変換で
簡単ですが、
これを手で書いていたら、
とても大変な画数の多さです。
途中でいやになるでしょう。
鬱、などもそうですが、
要するに象形文字が
そのまま抽象化されて画数を
減らさないのは、あまり使われないからです。
あるいは、忌まわしいもの
できるだけ避けたいものは
このようにゴチャゴチャとした
漢字があてられるのです。
面倒だから、なるべく
書かないようにしたい。
物忌みの一種ですね。
となれば
魑魅魍魎さんは
ずばり化け物ですので、
わざわざこのような画数の
多い、しかも鬼偏をあてられている。
魑魅魍魎の魑魅が名字で
魍魎の方が、名前、ファースト・ネームである
などと、細かいことは
そもそも詮議されないのです。
だと思います。
他に、誰もそこらへんのことを
解説する向きもなさそうなので、
ここで珍説を開陳する次第です。
したがって、
チミの名は、というのであれば、
モウリョウです、というのが
ふさわしいでしょう。
潜在意識の住人なので
聞けば、応えてくれる。
こういうことは案外多いです。
まず聞きましょう。
あなたの潜在意識に。
応えてくれます。
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