五代の進化メカニズム | 「中年の危機」に陥った、ごく普通の50代男性が、3日・2週間・1ヶ月の3段階で人生をやり直す、潜在意識活用システム 真「幸せの時間」

「中年の危機」に陥った、ごく普通の50代男性が、3日・2週間・1ヶ月の3段階で人生をやり直す、潜在意識活用システム 真「幸せの時間」

潜在意識の働きで、あなたは「スーパーなあなた」になるのです。そのための素材・方法も実はあなたの手元にすでに多くあります。ここでは、あなたがそれを見出し、活用するお手伝いをいたします。胎児(あなた)は、胎児(あなた)の夢により進化します。

懐中温泉です。

本ブログをご訪問いただき、
心より感謝いたします。


さて、あなたはご存知でしょうか。



往年のベストセラーであり、
ロングセラーである、
『めそん一刻』を。

https://youtu.be/B2mX_rJFmIw

高橋留美子さんの作品であり、
コミック、漫画でありながら、
青春恋愛のバイブルとなりました。

1980年代のことです。

したがって、神話といって
よいものです。

東京近郊の下宿を
舞台にして、若い男女の恋愛と
青春を具体的に描きながら、
実は大変抽象的です。

登場人物が、

五代
三鷹
四谷

六本木
一ノ瀬
七尾

八神
九条
二階堂

すべて数字のつく
名前で、しかも、
ほとんどすべてが地名です。

東京首都圏内の土地から
次第に遠い所の名前を
拾っていってます。

極めつけは、
ヒロインの名前である

音無

さすがに、ゼロ(零)という
地名はなく、
ここだけはゼロに代えて
無、としたものでしょう。

彼女は、下宿の管理人として、
しかも、名前は
響子です。

無が響く。

または、響きが無い。

あたかも、俳聖とされる
江戸時代の俳人、
松尾芭蕉が、

閑さや岩にしみ入る蝉の声
(しずかさや いわにしみいる せみのこえ)

と詠んだ、
染み入る静寂さを
イメージさせるものです。

俳味というか、
もはや禅の境地であり、
抽象の極と言うべきでしょう。

ふり返ってみて
その構成の巧みさと
世界観に驚きを隠せません。

管理人である
響子さんは未亡人であり、
亡き夫が音無でした。

そして、この夫は、
名前の通り大人しい、
穏やかで、食欲だけはある人物ですが、
ついに読者にはどんな顔だったか知らされません。

この作品は小学館の
青年向け漫画誌である
『ビッグコミックスピリッツ』に
1970年代の末から連載されました。

担当の編集者との打ち合わせも
あったのでしょう。

が、おそらく日本古典文学を専攻していた
学生であった作者の、
この構想力・構成力には
あらためて驚愕します。

この抽象度の極、
数字で名づけられた人々の
中で行われる恋愛の物語り。

いや、今で言うと、
心理実験劇
といった方が
いいかもしれません。

これらの抽象的な
登場人物に恋愛という
具体的な活動をさせ、
その中で生まれる進化を観察させる。

からです。

有名な心理学者である
カール・ユングなどが研究した
心理機能もあてはめることが
できそうです。

その点については、また
お話ししようと思いますが、
さしあたりは、この話の
主人公は、五代という青年です。

大学受験のために
東京の予備校に通い、
共同トイレしかなく、風呂は銭湯に
いく、下宿に住んでいます。

気の効いたワンルーム・マンションなども
増えている時代でしたが、
それでも家賃が安いので、
多くの利用者がいたし、五代もそうでした。

それにしても、
周囲は、昼から酒を飲み、
宴会をする不良住人ばかりで、
浪人の予備校生としては環境劣悪です。

居心地が大変悪い。

見方を変えれば
進化には都合がいい、とも
言えます。

そんなときに、まさに
掃き溜めに鶴
というようにして登場したのが
若く、美貌で巨乳の未亡人でした。

喪中を意味するのか、
シックな暗色の服装で、
飼い犬を連れています。

それがヒロインで、
下宿館の管理人として
やってきたのです。

亡き夫の父親、彼女にとっては
義父がそのオーナーだったからです。

未亡人といっても、
まだ20代前半で、
その少し年上の美貌で
豊乳の女性に、健全な若者は恋に陥ります。

そのため、
勉学には決してふさわしくない
その環境に居続けることにしました。

図らずも居心地の悪いところに
いるわけですので、
進化をするには適しています。

そして、この心理実験劇も
五代の進化を見守る形で
進行していくのです。


五代君はいささか優柔不断なところが
あり、頼りない感じがありますが、
要するに普通の青年です。

したがって、多くの読者層が
自分を彼に投影して、
ヒロインへの憧憬を共有しました。

ただ憧れを知る者のみが

そんな曲もあったような気がするが、
誰のだったっけ。

ぼんやり考えながら、
五代とともに、恋のライバルである
三鷹に対抗心を燃やすのでした。

そして、行動を変えていくことに
成功した読者も、
そこで進化したのです。

その意味ではこの作品は
進化劇、としてもいいのかも
しれません。

簡単にご紹介しようと
始めましたが、なかなかどうして
本格的な進化心理実験劇であることが
わかりました。

また、回をあらためて、
お話ししたいと思います。

とりあえず、
あなたには、この往年のベストセラーで
多くの青年の心をわしづかみにし、
むさぼり読ませた作品に接してもらいたい。

読んでいただきたい。

心理機能については

X-Buddha Gold:
https://naturalsuccess.jp/XBuddha/gold/special/#vvY0PE

ご精読ありがとうございました。

懐中温泉