本ブログをご訪問いただき、
心より感謝いたします。
実は好きです。
実は、戦国時代の話が好きです。
https://youtu.be/8GIQpmdJS0o
「そんなこと、最初からバレバレ
なんだよ。」
「なにを今さら。」
「死ぬか、いっぺん。」
また、過激なコメントをいただき、
心より感謝します。
釣り人口は、
全人口の1割とされています。
しかもそれは日本に限りません。
イギリスなどもそうですし、
欧米圏もそうではないでしょうか。
もちろん、この場合、漁師さんは
釣り人口には含めない数字です。
彼らは仕事でやっています。
文字通り、生活がかかっているのです。
それこそ食べるため、食うためです。
他方、釣りが趣味の人は、
食うため、ではありません。
趣味なので。
もちろん、自分で釣った魚を
食べるのが趣味、であれば
それは食べることに力点が
置かれます。
が、ふつうの釣り好きですと、
自分が釣った魚を食べる場合もあるでしょうが、
釣果が大きいほど、実際に食べる
割合は減るでしょう。
家の人や近所の人、
友だち・同僚に配る、
ということになってきます。
食べられる魚であればいいのですが、
食べられない魚であっても、
そういう魚を釣りたいファンは
大勢います。
へらぶな釣りなどとなると
そもそも食べるということは
まったく考えないとされています。
となると、釣ること自体が
面白いから、となりそうです。
とはいえ、ただ釣るのであれば
釣り堀などで、お腹を空かせた
魚であれば、まさに入れ食いとなるわけですが、
そういうものでもないでしょう。
そこは、やはり、
釣れるとわかっているものを
ただ釣るのでは面白くない。
まず釣れたところをイメージし、
あれこれ工夫して、
釣る。
釣れた。
そういった、ところがいいのでしょう。
そして、1回釣れたからそれで
終わりではありません。
また釣りたくなる。
そこらへんの深層心理として、
欲しがってる自分が好き
という部分もあるでしょう。
生理学では、
大量の幸福ホルモンである
ドーパミンが出ている、となりますか。
あるいは、昔からの言い方ですと
ロマンがある、
となるはずです。
釣りの場合は、実際に魚が釣れますが、
おそらく同じくらいの人口が
いると思われる歴史ファン。
こちらは、さらにロマンが募る
と言って良いと思います。
それはなぜか。
永遠に手の届かない、
過去への思い入れであり、
想像であり、空想であるからです。
「こちらは史実に基づいて
やってるんだ。想像なんかじゃないっ！」
しかし、なんらかの
ロマンを感じてやっていることは
間違いありません。
対象は、したがって
永遠に手の届きそうもない、
日常生活とはかなり違うもの。
だから戦国時代、となるのでしょう。
そして、もしも今が戦国時代であったら、
とてもそんなことは言っていられません。
あくまでも諜報のための情報伝達となるでしょう。
歴史・文化として、平和でないと。
しかも、入り込んでいくと
底なしです。
歴史研究となると大変。
もっと、気軽に娯楽として、
読み物調でいきたい。
要は、手が届かない過去に
ロマンをかきたてられる。
しかも、くめども尽きぬ
学びがあり、教訓がある。
できれば、パノラマ風なのがいい。
ということで、近頃は
コンビニなどでも、
歴女をもターゲットにしているのか、
よく売られています。
隠れたベストセラーを多く出している
はずです。
今回私が購入した
『戦国武将勢力パノラマ
大地図帳』なども、そうかもしれません。
初めて知る史実。
そういったものはほとんどありませんが、
全貌を見渡せる、あるいは見渡した気になる。
そこがいいのです。
もちろん、実際に過去に行けるわけではない。
タイムマシンがあったとしたら、
本当にいきたいか。
できれば、行かずにすませたい。
むしろ、永遠に手の届かない、
というところがいいからです。
この根底にも
人は欲しがっている自分が好き、
という本質があります。
あなたは、どういうものを欲しがっていますか。
そしてそれをほしがっている自分が好き、
なのではないですか。
胸に手をあてて考えてみてください。
ご精読ありがとうございました。
懐中温泉
