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魚を釣るには、魚の気持ちに
なることだ。
至言です。
https://youtu.be/kL2Uclq__eY
至言というものは有効に
活用しなければなりません。
至言は限られているからです。
至言を有効に活用する。
具体的な行動が求められます。
この場合には、
実際に魚に乗り移るのが
もっとも手っ取り早いと
言えるでしょう。
乗り移る。
トランスする、と仙人さんは
表現していますが。
しかし、実のところ、この
トランスする、乗り移る、
というのはどのようにして行うの
でしょうか。
あるいは、どういう具合になれば、
乗り移れたことになるのでしょうか。
この点は仙人さんにうかがいたいです。
しかし、どこに住むかわからない、
仙人さんからの回答は
いったいいつになるのか、
誰にもわかりません。
となれば、自分で考えるほかない、と
言えるでしょう。
やり方の1つは、既に学んでいます。
それは、夢の通い路、と名づけました。
眠る前の30分ほどを用い、ふだんの
意識から、ぼーっとした感じになる
変性意識に陥るようにする。
このとき、電気による照明は
すっかりオフにして、天然由来の
灯火にする。
火の用心を心がけ、
倒れない構造のローソクや、
オイルランプなどが望ましい。
天然由来の灯火を見つめていると、
太古の昔、人類が火を手に入れて、
生命進化の頂点に立つように
なりえた頃の記憶が潜在意識の作動をうながす。
のでしょう。
ぼーっとしてきます。
そのぼーっとした変性意識の状態で
解決したい問題や、
なんらかの願望を実現させるイメージを
想像したりして過ごします。
実際に問題を解決する答案は
寝ている間に、潜在意識の部分で
書かれることになります。
そして、寝て、起きます。
起き抜けに、そのまま
手と腕を動かして、潜在意識が出した
答案を書き出す。
このときにも一種の変性意識の
状態にあり、潜在意識と意識の
トンネルであり、回廊であり、
パイプラインを往来することになる。
それを、夢の通い路、と名づけています。
この、夢の通い路が、
魚の気持ちになるには魚になる、
乗り移りトランスをも可能にしそうです。
そうですね、
変性意識の状態で、魚になるのです。
魚になり、そのまま寝て、
起きて、まだ魚の状態であって、
寝ている間に魚として経験したこと、
思い出したことなどを書き留める。
これでしょうか。
「でしょうか、とは頼りないな。」
「そんなんでいいのか？」
失敗したくない。
わからないでもありませんが、
いきなり完全にはできない、というのは
おわかりいただけると思います。
練習が必要です。
自転車に乗るのと
同じように。
最初は転んでも、
だんだんにうまくなる。
そんな感じではないかと
思います。
「思います、だなんて、なんだか
はっきりしないな。」
「そういうあやふやなものに
コントロールされたくないんだけど。」
たぶん、完全というのは
あり得ないと思います。
完璧主義は避けましょう。
だいたい、でいいではないですか。
何か失うわけではないのですから。
おそらく、よほどの釣り好き
でないと魚はむずかしい。
他の動物もそうですし、
さらに生命進化で人類から
遠いものはもっとむずかしいでしょう。
それよりも、人間の方が。
だからこそ、
古今東西、そういう名前で
呼ばれることはほとんどないにせよ、
この夢の通い路、で人々は出会っているのです。
これをより意図的におこなう。
それがここでいう、
乗り移りトランス法です。
やはり、精度を上げるには
練習しかない、という感じが
します。
相手のことを想うときに、
相手の身になる。
これを一歩進んで、
乗り移る、というところまで
もっていくのでしょう。
頭の中に入り込む、
というのではなく。
おそらく、相手の存在全体の
輪郭に沿うようにして、
すっと滑り込む。
そんな感じでしょうか。
なにか、自分ではない感覚を得る。
感情だったりする。
相手の心理がどのように働くか、
で得られる感覚や感情も
さまざまである、とは
予想できます。
が、予想は予想なので、
試みてみなければ。
すべてはテスト、です。
やってみる。
何かを得る。
それを書き留める、
とよいのではないかと
思います。
あなたが想う誰かに
乗り移るトランス法。
感じをつかむだけでも、
やってみてください。
詳しくは、
ご精読ありがとうございました。
懐中温泉
