論語より証拠 | 「中年の危機」に陥った、ごく普通の50代男性が、3日・2週間・1ヶ月の3段階で人生をやり直す、潜在意識活用システム 真「幸せの時間」

「中年の危機」に陥った、ごく普通の50代男性が、3日・2週間・1ヶ月の3段階で人生をやり直す、潜在意識活用システム 真「幸せの時間」

潜在意識の働きで、あなたは「スーパーなあなた」になるのです。そのための素材・方法も実はあなたの手元にすでに多くあります。ここでは、あなたがそれを見出し、活用するお手伝いをいたします。胎児(あなた)は、胎児(あなた)の夢により進化します。

懐中温泉です。

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世界最大最古のベストセラー。



これについては、
聖書、すなわちバイブルとされます。

https://youtu.be/24_mq_30s68

とは言え、そう言い出したのは
近代西洋人に違いありません。

実際にかぞえたかどうかは
あやしいものです。

ただ、確かに活版印刷術による
発行部数という点で、
旧約・新約聖書が数多く印刷され、
売られてきたことはありえます。

なによりも、ここで
聖書が云々されるのは、
それに次いで、と言いたいための
枕詞なのです。

歴史上、最大のベストセラーとは
聖書であるが、
その次に来るのが、
というわけです。

20世紀には、
カール・マルクス『資本論』
でした。

しかし、今はどうなのか。

そもそもが、
証拠も無く言われている
ことなので。

それを言ったら
『コーラン』はどうなるのか。

さらに言えば、活版印刷術の
本家である中国。

時代で言えば、紀元前5世紀には
成立した『論語』はどうだろうか。

論語は、世界4大思想家の1人と
される孔子の儒教のバイブルだからです。

なお、この数え方にも
時代の流れや、ときどきの
発言力の強い国や政権の影響があります。

定まっているものではありません。

ブッダである釈迦
孔子
イエス・キリスト
ソクラテス

哲学、という点では
こうなるでしょう。

しかし、宗教となると、

仏教
イスラム教(イスラーム)
キリスト教

なお、世界三大美人では

クレオパトラ
楊貴妃
マリリン・モンロー

でしょうか。

この世界三大美人も、
日本人が指折る場合には
小野小町を
入れたがります。

それと同様に、
指折る人がどこの誰か、で
先の宗教だったり、哲学の
分野でも違ってくる。

往々にして起こりうるのです。

とはいえ、
ここで指折られた人々自身は、
そもそも、競わされたり
比較させられるのを嫌がるでしょうが。

あるいは、そうした、
競走馬に競争させたがる
凡夫のことを、
正しく導かねば。

そう思うのでしょうか。

先の4大思想家のうち、

その当時の権力筋により、
死罪となったのは2人です。

正確にいえば、権力筋を動かした
凡夫達が彼らを死に追いやったのです。

ソクラテスは毒を仰いで死亡、
イエス・キリストは言うまでもなく
十字架に磔になりました。

それに対して、
文字通り大往生を遂げたのが
ブッダである釈迦。

孔子も日本の感覚でいえば
畳の上で、寿命が尽きた、と
言えるでしょう。

もとより、長らく放浪の
旅の中にあり、最後まで
理想的な国家・政治をおこなうための
場所を求め続けた孔子。

まさに天寿をまっとうした、
というよりも、
寿命が尽きたという表現が
適当かと思います。

少なくとも、今にいたるまで
その直系の子孫がいる、というだけでも
まだましでしょうか。

実際に、紀元前5世紀以降の
子孫ですので、家系譜は膨大なものと
なります。

現時点でも一国で
世界人口の2割を占める中国です。

中華思想というのでしょうか。

あるいはヨーロッパ3大発明とされる、

火薬
羅針盤
活版印刷術

これらがすべてもともとは
中国由来とされています。

したがって、本家はこちらだ、という
思いがあるのか。

孔子の論語まで持ち出して
ベストセラー争いに加わったりは
しないでしょう。

あるいは、したとしても、
当時は布地であったり、
なによりも竹簡といって、
竹に書いていました。

その数を数えるというのもどうでしょうか。

問題なのは、
影響力であり、効果である。

となると、
さらに数値化するのはむずかしく
なりそうです。

証拠が示せなくなるのです。

とくに中国のお話というと
白髪三千丈、といって
物事を大げさに表現することで
有名です。

一丈とは、3メートル。

三千丈ですと、9000メートル。

いくら長い髪でも9キロの
長さの髪の毛の持ち主というのは
荒唐無稽すぎます。

その伝でいくと、
論語こそが世界最大最古の
ベストセラーなどと言ってしまうと、
それこそ笑いものです。

そこらへんもあって、この発言は
あまりみかけません。

発行部数を正確に算定
できるのは、漫画の世界です。

漫画にも孔子は登場し、
発行当時ベストセラーであったのは

諸星大二郎氏の
『孔子暗黒伝』です。

中国のみならず、
インド、そして日本まで
舞台になり、当時の雰囲気を想像する
よい材料となると思います。

あなたも、もしも
苦労人でもある孔子の生涯に
触れたいのであれば、ここらへんから
入ると入りやすいでしょう。

論語も、苦労人孔子ならではの
発言の集成と考えればまた味わいも
違います。

マインド・セットの古典、という
ことになるでしょう。

そして、現代のマインド・セットは
こちらになります。