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ご先祖のヴィジョン
あなたもお持ちの事と思います。
ヴィジョン。
https://youtu.be/bnVHHmsXy0o
もしかすると
ヴィジョンという名前ではないかも
しれません。
「ビジョンだな。
なんだ、ヴィだなんて、
かっこつけて。」
かっこつけたわけでは
ないのですが（笑）
あなたのお好きな呼び方で
けっこうです。
プラン。
構想。
予想図
さまざまな言い方がありうる
はずです。
いすれにせよ、
それは未来への見通し、
という性質をもちます。
将来こうなる。
それがありありと目の前に浮かぶ。
なかなかそうはっきりとはいかずとも。
かなりぼんやりとしたものでは
あっても。
なんらかの見通し。
それを表現したものが
ヴィジョンです。
ヴィジョンというと英語であり、
カタカナで言い表されていますので、
西洋由来のものだろうか。
そんなことはありません。
日本にもあります。
ご先祖がいる限り。
実のところ、
どこまでがあなたの直接の
ご先祖と言えるのか。
そこらへんはいろいろ議論が
あるところです。
人類として直系。
となれば、ざっと20万年くらいの
時間の幅があるようです。
そしてそれは、
人類共通の先祖となります。
化石としての人骨が
だいたい20万年くらい前の
ものである、というのが昨今の
研究が語るところです。
化石のみならず、
遺伝子も概ねその見解を
支持しています。
とはいえ、あなたが自分の先祖として
認識するのは、あなたという子孫を
意識していた存在なのではないでしょうか。
それは、あなた自身が
あなたの子孫のご先祖に
なる。
その可能性がある限り。
子々孫々受け継がれる、
という言い方がそれを意味します。
子々孫々
先祖伝来・未来永劫
一子相伝
世代から世代へと代々受け継がれる。
そうしたものがあるとすれば
それは、直接のご先祖と
強く感じさせてくれます。
たとえば、家訓。
家訓とは、
家に代々伝わる教えであり、
戒めです。
口伝といって、あえて文字にせず、
口答でつたわるもの。
あるいは、文字に書き残したものも
存在するでしょう。
今でこそ、電子書籍の形で誰でも
本を出版することができますが、
かつては、本の公刊は
なかなかの大事業でした。
また、人々も慎ましやかな考えを
するのが一般で、
なにか書き残すというのも
子孫に伝える。
そのように限定し、しかも
自分が死ぬまで、そもそも
しまっておく人も少なくありませんでした。
したがって、子孫が
先祖の残した遺品を調べているうちに
書き残した書物を見つける。
まま起こることだったのです。
日本でもそうですし、
英国でも同様の事例が
見つかっています。
これも、一種の家訓と
みなすことができます。
あなたのお家にはないでしょうか。
そういった家訓のようなものは。
あるとすれば、相当りっぱな
家系ということになりますが。
「いや、そんな、うちは
たいしたことなくて･･･」
ここらへんの感覚も、
あなたがどの地域の生まれかで
ずいぶん変わってきます。
京都あたりですと、
ひょっとすると室町時代、
すなわち15世紀あたりも
ごく最近のこととなってしまいますので。
「ああ、あれは
最近の火事で焼けてしまって。」
この最近の火事というのが
応仁の乱（1467年〜1478年）で
戦乱の中で発生したものだったり
します。
奈良・京都あたりからの
歴史があるので、室町時代も
最近のことになってしまうのですね。
そこまでいかなくとも、
なんらかのご先祖の遺訓の
ようなものがあれば。
それは家訓です。
家訓は、子孫のためのヴィジョン、という
ことになるでしょう。
子々孫々へと見通しを
示したもの、という
内容を書いたもの。
あらためて振り返ってみてください。
探してみてください。
そして、もし見つかったら。
ぜひ私にお知らせください。
(C級)X-Jr.コピーライター養成スクール
ご精読ありがとうございました。
懐中温泉
