コペルニクスの遺言書 | 「中年の危機」に陥った、ごく普通の50代男性が、3日・2週間・1ヶ月の3段階で人生をやり直す、潜在意識活用システム 真「幸せの時間」

「中年の危機」に陥った、ごく普通の50代男性が、3日・2週間・1ヶ月の3段階で人生をやり直す、潜在意識活用システム 真「幸せの時間」

潜在意識の働きで、あなたは「スーパーなあなた」になるのです。そのための素材・方法も実はあなたの手元にすでに多くあります。ここでは、あなたがそれを見出し、活用するお手伝いをいたします。胎児(あなた)は、胎児(あなた)の夢により進化します。

懐中温泉です。

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心より感謝いたします。


「コペルニクス・・・」



どういう文脈でその言葉
が出てきたのだったか、
はっきりとは思い出せません。

https://youtu.be/c6BNWAcPANs

人と食事をしていて、
会話の中で出てきたのです。

その人の口を通して
出てきたのではあるが、
もしかすると、
私が言わせたのかもしれない。

言葉は、行って、
返ってくるものだからです。

環流するのです。

回転する。

そう言い換えてもいいでしょう。

たぶん、私がどこかで
コペルニクス、と口から発していた。

少なくとも私がコペルニクスについて
まったく考えなくなっていた、
あるいはほとんど考えなくなっていた
この9ヶ月。

それ以前になります。

その発したコペルニクスという
言葉が、回り回って、
自分に還ってきた。

と言うことなのだと思います。

自分が発した言葉は
自分に還ってくる。

あなたにも経験があるでしょう。

そう、コペルニクスが
還ってきた。

コペルニクスは、16世紀の人です。

私は、長らく16世紀のことを
考えなくなっていました。

16世紀がどうした、
という点については
まずコペルニクスのことを
お話しする必要があります。

それは、資源が有限である、という
常識がくつがえり、資源が無限に
なった時代だったからです。

資源の有限性が
くつがえった。

この世は無限である。

宇宙は果てしない。

そう言いたかったのでは
ないでしょうが、
そう言ってしまった。

それがコペルニクスです。

ポーランドの人で、
イタリアに遊学し、聖職身分で
生涯太陽を中心とする宇宙について
数学を用いて考え続けました。

彼の『天球の回転について』
は太陽の周りを地球が回っている、
と主張します。

この著作は、生前は
公表されずに、死後、彼の友人に
よって公開されたのです。

死んだ後に公表されることを
前提にして書かれた。

遺言の書。

遺言書だったのです。

彼がそう望んだからです。

それはなぜか。

当時は、天動説といって、
地球を中心としてこの世は
あり、天が回る、と信じられていました。

それを覆すことになり、
異端として命の危険がありました。

確かに、地面は動かないのに、
空では昼には太陽が動いており、
夜には月や星が動いています。

目で見えるものは信じる。

目で見えないものは信じない。

いわゆる五感タイプで
視覚を重んじる人は、
そう信じるでしょう。

目で見える、誰にでも
自明の現象として、
つまり常識としては、
太陽が地球の周りを回っている。

実のところ、
まだ地球が丸いということも
どこまで人々が知っていたかどうか。

コペルニクスは16世紀の人と
しましたが、実際に生まれたのは
1473年でした。

亡くなったのは1543年です。

70歳。当時としては
十分な寿命で天寿を全うしたのです。

彼はうまくやりました。

一応、世界が、地球が
丸いようだ、ということは
彼が生まれた頃から
ささやかれていました。

それを頼りに、アメリカ「発見」を
1492年に行ったのがコロンブスでしたし、
その後1521年にマゼランが世界一周を
果たします。

したがって
コペルニクスは、地球が太陽のように
丸い、球である、という前提で
思考することができました。

この世が平らで、
海をずっと行くとやがて
この世の果ての滝壺に
落ち込んでしまう。

そのような平面、
二次元の限界は超えていたのです。

球体ですので、
三次元です。

16世紀の人々は、
立体的、三次元的に
物事を見ることができるように
なっていました。

しかし、
自分中心の視点で物事を
見る限り、結局は
単線的思考をしてしまう。

この9ヶ月間の
私のように。

コペルニクスを忘れていた。

だから、どうしても
思考が単線的でした。

今、「コペルニクス」
の言葉をきっかけに、
私の意識が文字通り、
3次元で転回し始めています。

それがあなたにとって
何か有益なのか。

どのようなメリットがあるのか。

少なくとも、
あなたにはまず、
この世の資源は無限である、
ということをお伝えできます。

その根拠をコペルニクスは
示してくれているからです。

長くなりますので、
続きは次回にします。

今回は、あなたには
資源は無限である、ということを
思い出していただきます。


ご精読ありがとうございます。

懐中温泉