懐中温泉です。
本ブログをご訪問いただき、
心より感謝いたします。
『このままでは、
自分がゼロになってしまう。』
そのように感じることは
ありませんか。
https://youtu.be/mqT2eikv3kk
意識はあるのに、
身体とのつながりが
なくなっていくような。
あるいは、
魂が身体から抜けていく感覚。
魂の漂流。
「いえ、そんな、
おおげさなものではありません。」
実は、昨晩寝る前になって、
スカイプで冒頭のような
ご相談を受けました。
話自体は、
1時間ほどで終わったので、
私の睡眠時間が
ちょっと削られただけですみました。
しかし、お話をうかがい、
そこで、そのご相談者さん自身の
語るところが導いた解決方法は、
あなたにも役立つのではないか。
そのように考えたものですから、
こうして、お伝えしています。
プライバシーを守るため、
どこのどなたか、特定できないように
配慮してお話しします。
とある地方の大きめの都市に
ご在住の女性です。
いわゆるアラサー世代、
ということになるでしょうか。
最近、転職したばかり。
それまでの地元の
団体職員として、
いわばぬるま湯の職場に
勤めていた。
だが、そのなかば
腐った雰囲気の漂う
職場環境に耐えられなくなっていた。
もともとは、
大きなものの中で
身を隠していたい。
そうした性向が強く、
その職場にいることで、
自分が守られているとも思っていた。
しかし、やはり、
このままでは自分自身が
なくなってしまう。
仕事内容が多忙さを極めて
いたこともあり、ふりきるように
やめることにした。
そして、今、
新たな就職先で働き始めた
ばかり。
その就職先の仕事内容は、
広域の営業業務で、
身体がしんどい。
新しい職場、仕事内容で
大変ということもあるが、
果たして、自分の身体が
ついていけるか。
やはり、自分が
このままではゼロに
なってしまうのではないか。
と、このような内容です。
お話を聞いていると、
彼女の魂か精神か、
または心が漂い始めている。
その魂の漂流に対して
肯定して良いのか、
あるいはまずいのか。
ここらへんがポイントの
ように感じられました。
そのあたりで、
身体は弱っていて、
気持ちも弱っている。
前の職場の人からは、
地元ということもあり、
いろいろ誘いをかけてきている。
足をひっぱろうとしているのか、
と思ったりもする。
「漂っていて、かまわない。」
そのようにコメントしました。
私の意見というよりは、
彼女自身のお話が、
そうなってくる、
と感じたからです。
魂の漂流。
あるいは、心の漂流。
なにしろ新しい職場、
新しい環境です。
確かに覚える業務なども
多く、これまでほとんど接した
ことのないような人種の
人々と会わなければなりません。
彼女自身も
自分が意外と人見知りであった
ことがわかった、と言います。
とはいえ、
新たな職場はほとんど同性の女性ですが、
彼女のことを可愛いと、
喜んでいるとのことです。
たぶん、身体が慣れれば、
適合していけるとは感じさせます。
なによりも、心が漂流している、
という状態は、実は彼女自身が
もともと求めていたようなのです。
今は、それを認めてあげて、
しばらく漂ってみてはどうか。
自分がゼロになる、という感覚を
そのまま認め、上空を漂い、
下界を見下ろす感覚で。
彼女自身の心のざわめき。
それは、
魂の漂流を促すものであった、
のでしょう。
彼女には、
今後の漂流にあたって、
日記をつけるようにお勧めしています。
あなたも、
もしも魂が、
あるいは心が漂う感覚があるのなら。
それを認めてあげてください。
そして、漂っている
間に思いついたこと、
感じたことなどを書きつける
日記をつけてみてください。
いずれ、どこかに
たどりつくまで。
ご精読ありがとうございます。
懐中温泉