懐中温泉です。
本ブログをご訪問いただき、
心より感謝いたします。
魔法のランプについては、
多くの人が知っています。
それは、『アラビアン・ナイト』
の「アラジンと魔法のランプ」
で子どものときの
おとぎ話として聞かされているからです。
https://youtu.be/2235LYMEpWk
おとぎ話ですので、
昔々の物語ということになって
しまいます。
実際の現代には、
ありえない。
関西弁では、
「ありえへん。」
ということになるのでしょうか。
魔法のランプなんて、
あんなの、おとぎ話だ。
ただの物語だ。
そのように、
自らに言い聞かせるようにして、
その存在、その効用を
打ち消そうとします。
それならば、
完全に忘れてしまえば
かえってすっきりしそうな
ものですが、そうでもないです。
なにしろ、『アラビアン・ナイト』
は、原典は『千夜一夜物語』で、
9世紀から11世紀の中東・オリエント地域の
長短の説話240編ほどを集めたものです。
いわば物語の宝庫であり、
ストーリーの集大成です。
ストーリーとは、
まず、あなたと同じごく平凡な
主人公がいて、日々むしろ
失敗が多い。
それが、ある出会いにより
たまたまのように、物事がうまくいく。
その後、いろいろあるが、
やがてうまくいくようになる。
それを法則化して、
他の人にもやってもらう。
すると、他の人も成功。
次はあなたの番です。
という流れです。
もちろん、法則とはいわず、
人生の教訓、教え、という
ようにしてありますが。
いわゆるためになるお話です。
ためになった。
いやー、いいお話だった。
それで終わりにしてもいいはずです。
しかし、私たちは、
筋がわかっていても、
何度も繰り返し、ストーリーに
引き込まれてしまいます。
なぜか。
それは、やはり私たちには
様々な願望があり、
その願望をかなえたい。
ストーリーとは
願望をかなえる手順を
示しているからです。
願望をかなえたい需要が
あるからです。
需要があれば、供給がある。
経済ですね。
マーケットです。
したがって、巷には
あなたの願望をかなえます、と
おびただしい商品が、
サービスがあります。
しかし、商品というのは、
結局、あなたの願望をかなえるための
道具でしかありません。
そんな、お金を払って
買って、効果があればいいですが、
ないか、ほとんどない、というのが
普通です。
しかし、それでも私たちは、
往々にして、自分の願望を
かなえようと、商品やサービスを
買い続ける。
そもそも、私たちの願望は、
前にもお話ししましたように、
おおむね6つになります。
人や物事を自分の
意のままにコントロールしたい。
いや、むしろ、
コントロールされたくないし、
自由でいたい。
皆の人気者になりたい、
チヤホヤされたい。
尊敬されたい。
好かれたい。
あの人に嫌われたくない。
孤独でいたくない。
1人ぼっちになりたくない。
成功したい。
ものごとを達成したい。
ものごとを失敗したくない。
ミスしたくない。
とはいえ、たいていは、
これらが強弱混じり合って
いることが多いようです。
だのに、
一般に信じられているのは
魔法のランプは願い事を
３つだけかなえる。
というものです。
これでは、とてもかなえきれない。
『千夜一夜物語』の中の
いろいろな話が組み合わさって、
そのような思い込みができあがって
しまったのでしょう。
実際には、
「アラジンと魔法のランプ」
でさえも、魔神がいくらでも
願いをかなえてくれていますね。
なぜ３つの願い、などと
限定されてしまったのか。
どうして、そんなケチな
話になってしまったのか。
たぶん、近現代社会最大の
神話であり、大嘘の
資源は有限である。
この影響があるのでしょう。
資源は無限なのに。
次回はこの資源は無限、
というところから
あなただけの魔法のランプで
効果をあげる方法をお話しします。
それまで、
まず、あなたの願望を
ノートなどに書き出しておいて
ください。
ご精読ありがとうございます。
懐中温泉