最古のふりかけ | 「中年の危機」に陥った、ごく普通の50代男性が、3日・2週間・1ヶ月の3段階で人生をやり直す、潜在意識活用システム 真「幸せの時間」

「中年の危機」に陥った、ごく普通の50代男性が、3日・2週間・1ヶ月の3段階で人生をやり直す、潜在意識活用システム 真「幸せの時間」

潜在意識の働きで、あなたは「スーパーなあなた」になるのです。そのための素材・方法も実はあなたの手元にすでに多くあります。ここでは、あなたがそれを見出し、活用するお手伝いをいたします。胎児(あなた)は、胎児(あなた)の夢により進化します。

懐中温泉です。

本ブログをご訪問いただき、
心より感謝いたします。


ふりかけというと
胸に迫るものがある。



それは何か。

https://youtu.be/aqQQK0QVDKg

ふりかけはおかずですが、
ふりかけだけでは
成立しません。

ご飯にかけて食べるものです。

ご飯を食べるための
存在。

あくまでご飯を美味しく
食べるための、
おとも。

日本の米は
美味しいので、
ご飯だけでも
食べられます。

玄米だったら、
本当に、おかずは
なくても大丈夫です。

栄養的にも完全食といわれて
いますので、それで済んでしまう。

しかし、長い伝統の
続く食文化を育んできていますので、
塩気がほしいと思います。

美味しいご飯であってさえ。

この点、小麦からできる、
西洋のパンや、他の地域の
小麦食品。

大麦など他の麦類も
それに準じます。

これらは最初から
塩気を混ぜますし、
バターなどもつけますね。

世界三大穀物として、
米・小麦とならんで
消費量を世界人口で3分する
トウモロコシ。

これもゆでたものを
そのまま食べても美味しいですが、
まあ、玄米感覚です。

それでも
やはり塩をふりかけたりしたい。

そうです、
ふりかけの
源流は塩です。

塩化ナトリウム。

いや、こんな化学記号を
言いたいのではないですね。

海の味。

母なる海。

生物進化にあって、
私たちの祖先は
長らく海水とともに
食物をとることをしてきました。

まずは母なる海で
棲息していて、やがて
地上に出てきたからです。

塩分なくして、
生物は生存できない。

ふりかけとは、
白米に塩分を供給する
ための存在。

ここまで極言してしまっていいのか。

本質を究めるためです、
やむをえません。

あなたも、
ぐっと握り拳を固めながら、
うなづいてくれるでしょう。

江戸時代まで、
日本の人口の9割は
農民でした。

都市生活者は1割。

江戸・京都・大阪という
3大都市などでは、
住民は、白米を
江戸時代でも食べていました。

しかし、農村では、
白米はまず、年貢として納める
ためのものでしたし、お金に
代えるものでした。

したがって、自分のところで食べる
ときには、かて飯といって、
他の雑穀や野菜とまぜた雑炊にして
食べることが多かったとされます。

他方で自分で作った
白米を食べたいという
欲求もありますので、
餅にして食べることも多かったです。

もちろん、余裕があれば、
ですが。

したがって、かつて
人々はよく餅をついたと
されます。

そのときでも、
塩はかかせません。

ごま塩にする、というのは
生活の知恵でした。

実のところ、
近代ふりかけの父は
音楽界のバッハに匹敵する存在として
丸美屋ののりたまである。

そして、近代ふりかけの母は、
ヘンデルに匹敵する
おかか。

このようにしました。
しかし、あくまで近代
であって、それ以前にも
ふりかけがありました。

これは、バッハ以前の音楽を
バロック(磨かれていない真珠)
として扱うように、
音楽が存在していたのと同じです。

ふりかけのバロックとは、
ずばり、このごま塩です。

おかか、
すなわち削り節に醤油を
かけて混ぜたもの。

さらには
塩昆布。

これらに共通するのは、
そうです。

塩です。

海。

塩が、海が、
最古のふりかけでした。

この発見をしたとき、
私はしみじみとした
気持ちになりました。

あなたも
ご飯を食べるとき、
この塩に注意をむけて、
しみじみとかみしめてください。

生命進化の源流です。

ご飯と進化の関係については、


ご精読ありがとうございます。

懐中温泉