懐中温泉です。
本ブログをご訪問いただき、
心より感謝いたします。
うんどすの愛、が存在します。
過剰な愛、
もしくは愛は過剰さをしばしば
ともなう、ということを
教えてくれます。
https://youtu.be/3F5Ejpqp1Ns
哺乳類として、
私たちは存在し、
哺乳類として体温を保ち、
愛情を通わせ合う。
しかし、ともすれば、その
愛が過剰さを、ひいては過激さを
示す。
生死さえも分ける。
ありえないことではない。
それを教えてくれるのです。
そういう時代、そういう社会に
私たちは生きているのです。
そもそも、
うんどす、とは何か。
まず、最初この
うんどす
というひらがな4文字を
見たときに、とっさに
うどん酢
のことか、と曲解する人は
よほどの人だと思います。
常にうどんのことを
考えて生きているような。
うどんファンの人ですかね。
うどんを愛してやまない。
ゆであがったばかりのうどんを
大根おろしと生醤油だけで
食べる。
それに、すだち(酢橘)などを
きゅっとしぼって食べるのか。
そこまでうどんを愛する、
香川か徳島あたりのご出身。
または、あなたがもしも、
京都あたりの関西出身の方であれば、
京都弁で
うん、どす。
「運どす。」
と可愛い舞妓さんなどが
にっこり微笑みながらこのように言う。
そんな情景が
うんどすの愛、なのか。
そのような連想も働くのでしょうか。
間違っていません。
すべて概ね正しい。
が、多少の誤解もあるかもしれない。
「間違ったのか?」
心配は無用です。
ご安心ください。
びくっとするまでもない。
誤差はわずかです。
許容範囲です。
うんどす、とは。
実は
プロポーズの言葉なのです。
ある男性が
死ぬほど愛する女性と
一緒になりたい。
結婚したい。
そのときに、その過剰なあまりの
愛が極端な行動を彼に起こさせる。
その男性はドス、すなわち
短刀または
あいくち
を取り出し、差し向かう女性の前に突き立てる。
この場合、畳ですと、
突き立てるにも、その後の
処理にも都合がいいですね。
俺と夫婦になってくれ。
うん、といえば良し。
いやなら、俺はお前を
これで殺し、俺もこれで死ぬ。
うんか、ドスか。
うんかドスか。
うんかどすか。
うんどすか。
結婚の承諾か
無理心中をいきなり
求めるのです。
愛情表現としては、
あまりにも過剰であり、
過激ですね。
このうんどすは、
古典落語の「締め込み」
または「盗人の仲裁」で
知られています。
悪人ではなく、
むしろ男気のある、
ただ気性は激しい男性が
文字通り必死に求婚をする。
相手の女性も、
目の前のドスというよりは、
その必死さに胸打たれて
同意する。
互いに真剣だからこそ
可能となります。
不器用と言えば不器用、
とにかく単刀直入。
それこそ、短刀直入です。
良い子の皆さんは
まねをしてはいけません。
古典落語の世界だから
許されるのです。
しかし、実は、これと似たような
ことは案外多いです。
もしかすると、やはり人間同士ですので
愛情表現には
どこかで切所が避けられないところは
あるかもしれません。
別に相手を支配したいとか
自分にしたがわせようというのでもなく。
また、自分の目的を達成したいだけ、
でもなく。
とにかく、好かれたい。
いや、一緒になりたい。
1つになりたい。
うんどす愛。
愛はうんどす。
あなたにも、これまで
そういう切所はなかったか、を
ふりかえってみてください。
あなたの愛情表現を
認識できるでしょう。
認識するだけで、
変わります。
進化するのです。
ご精読ありがとうございます。
懐中温泉