懐中温泉です。
本ブログをご訪問いただき、
心より感謝いたします。
ロマンスを求めるのは、
奈良漬けを求めるようなもの。
誰かが言ったような、
そうでないような。
https://youtu.be/3eoFOX59em0
気にかかります。
ロマンスは奈良漬けのように、
日常茶飯事
(にちじょうさはんじ)
というべきなのか。
日常茶飯事とは、
日常の
お茶やご飯を食べる、という
行為をいいます。
「ねえ、彼女ー
お茶しない?」
いわゆる街頭ナンパの古典ですが、
ロマンスの発端を
お茶から始めています。
食欲を
性欲にお茶で
連結させているのです。
あるいは、
同様ですが、
「一緒に、飯でもどう?
おごるよ。」
これまた、
声がけの常套句です。
やはり食欲を
性欲に転換させる目的で
発されるフレーズと
言えるでしょう。
お茶や食事には、
飲酒が続く、というのが
セオリーです。
すると、お茶うけであり、
もちろんご飯のおかずでもある
奈良漬けは、酒粕漬けですので、
すべて揃っているということになりますね。
日常茶飯事と
ロマンスとが
奈良漬けには凝縮されている。
いや、まだ早い。
あと1つ、なにかが
必要です。
それは意外性です。
あるいは発見。
「お、今日は奈良漬けか。」
奈良漬けには発見が
必要です。
ロマンスも発見の産物です。
それも、あらかじめ想定されていた
発見といった計画的なものでは
ありません。
忘れていた。
意識の外にあった。
だが、思い出した。
見出した、といってよい。
意外だが、見出した。
この意外性をともなう発見、を
的確に表現する、たいへん便利な
言葉があります。
それは、日本人の
若い女性たちが生み出したものです。
今や、世界的にもよく知られる
ようになっています。
そうです、
「かわいい。」
「かわいー。」
です。
可愛い。
愛することが可能である。
直訳すれば
lovely ラブリー
となります。
しかし、英語で人々が
ラブリーという場合には、
どちらかというともう少し
素敵、という意味が強いようです。
素敵、ですので、
心をひきつけられる、とか
すばらしい、という程度のはなはだしい、
という場合に用います。
それでもなお、
心が躍る、ひきつけられる、と
いう点で可愛いとラブリー lovely は
共通すると言えるでしょう。
どちらにせよ、
日常生活のあらゆる場面で
用いられています。
日常生活で、
愛することができる、
心がおどる。
奈良漬けは
可愛いし、
ラブリーである。
ご飯のおかずには、
べつに沢庵でもいいでしょうし、
梅干しだっていいのですが。
とくにこの奈良漬けは
愛情、と関わっています。
愛情表現。
なるほど、ここにひかれたのですね。
確かに、酒粕を用いて
作る瓜やキュウリの
奈良漬けは、ごく微量ながら
酒精が含まれています。
もちろん、漬け物本体は
酒粕を洗い落としますので、
食後アルコールを検出しても、
まず測定機にひっかかることはありません。
酒による失敗はないのです。
しかし、そのプン、と
くる酒精由来の香りは
他の漬け物よりもロマンスに通じるものが
多そうです。
しかも、美味しい。
といって、誰かを自由にあやつりたい、
とか影響を受けたくない、
などというような要素は
そこにはない。
おどろくべきですが、
奈良漬けから始まる1日は
ロマンスの1日となりうるのです。
したがって、
もしもあなたが愛情と
その表現に満ちた1日をスタート
させたいのであれば。
朝ご飯のおかずには、
ぜひ、奈良漬けを加えてください。
ご飯でなくても、
お茶うけとしても成り立ちます。
あ、もちろん、
酒の肴にも。
ご精読ありがとうございます。
懐中温泉