美しき心書家、イタリアを紀行す | 「中年の危機」に陥った、ごく普通の50代男性が、3日・2週間・1ヶ月の3段階で人生をやり直す、潜在意識活用システム 真「幸せの時間」

「中年の危機」に陥った、ごく普通の50代男性が、3日・2週間・1ヶ月の3段階で人生をやり直す、潜在意識活用システム 真「幸せの時間」

潜在意識の働きで、あなたは「スーパーなあなた」になるのです。そのための素材・方法も実はあなたの手元にすでに多くあります。ここでは、あなたがそれを見出し、活用するお手伝いをいたします。胎児(あなた)は、胎児(あなた)の夢により進化します。

 美しき心書家、イタリアを起行す

 イギリスについては、
古来ヨーロッパなのかどうか、
論じられてきました。


イギリスは
イギリスという島国である。


大陸であるヨーロッパとは異なる。


とは言え、
英仏を隔てるドーバー海峡は、
達者な人なら泳いで渡れる距離です。


ポンドを通貨として保っている
というのは歴史的プライドや
経済的事情からくるものですし。


日本とアジア大陸の一部である
韓国の海の隔たりを
泳いでこえた人については、
歴史は記録を残していません。


しかし、
日本は紛れもなくアジアです。


それは住んでいる人々が
アジア大陸からきているからです。


スペインも実は、
古くからヨーロッパなのか
どうか論じられている国です。


こちらの場合は、

国土回復運動
(レコンキスタ)

という活動が
9世紀ごろから15世紀の末まで
続いたことが示すように、
国土を奪われた状態が長かったからです。


アフリカからやってきた
イスラム教徒の支配する状態が
長らく続きました。


そのことで、アフリカ由来の
イスラム教徒やユダヤ民族などが
多く混交し、ヨーロッパとしては
異質の要素が多分にある


このところからスペインは
そもそもヨーロッパなのか、
という疑問が呈されることが
あったのです。


今でもあります。


たとえば、スペイン第2の都市、
バルセロナ(人口約170万人)は
イベリア半島の付け根のところに
あります。


このスペイン北東部に位置し、
地中海に臨む港湾都市は、
その一帯、カタルーニャ地方の
商工業•文化の中心地でもあります。


そして、常に独立運動の火が
消えないところ、これまた
イギリス(連合王国)内の
スコットランドと似ています。


実際のところ、
カタルーニャから来た人に、
あなたはスペイン人ですか?

と聞くと
いや、自分はカタルーニャ人だ、
という答えがかえってくるのです。


歴史的にみると、
紀元前3世紀にカルタゴが建
設した植民市を起源とします。


カルタゴというと、有名なのは、
ハンニバル・バルカです。


そして、バルセロナとは、
バルカ家の都市、
という意味なのです。


ナポレオン1世の挙げた
史上最も偉大な戦略家・軍人7名
のうちにももちろん含まれます。


彼については、
潜在資源の最大限活用という
本ブログのテーマからしても
幾つも学ぶことがあります。


が、ここでは、
彼がアルプスを山脈を越えて、
イタリア半島を遍く行軍した、
という故事


これを美しき心書家が
描くイタリア半島から
彷彿とさせられる


この点だけ述べておく
にとどめましょう。


イタリア半島と言いますし、
ヨーロッパの人々にとって、
イタリアこそは
ヨーロッパなのです。

しかも興味深いことに、
イタリアという国が史上に
存在するようになったのは、
実は1871年以降

日本でも明治維新が
起こり、近代国家に
踏み出したばかり

そんな時代ですから
きわめて新しいのです。


それ以前はフィレンツェ
やヴェネツィアやジェノヴァ
など、都市国家が周辺農村を
した従えて割拠していました。


しかし、それでも
やはりイタリア以外から
見ればイタリアはイタリアでした。


なんといってもローマ法王が
ローマにいるのですから。


そしてまた
なんと言っても
古代ローマ帝国の版図が
現在のEUを覆うからなのです。


ローマがヨーロッパの
あるいは西洋社会の中心であった
時代が長かったのでした。


心書家は、2メートル四方の
白い壁に大きなイタリア半島の
輪郭を描くところから、始めます。


彼女は、近々できるイタリアレストランの
店内の壁画を依頼されたのです。


古いイタリアの地図を比較的忠実に
模写していきますが、絵でありながら、また
ラテン語やイタリア語でありながら
心書としても訴えかけるものを包含します。


彼女は、輪郭を上から、そして
下から描きました。


「なんだか北と南から歩いてきて
出会うみたい」

と言います。

そこで思い出したのが
上記ハンニバル・バルカ
なのです。


彼は、紀元前218年に
スペインの本拠地
バルセロナから進発し、
以後宿敵ローマと戦います。


16年間ローマと、このイタリア
半島の南部を基点に転戦し続けた
のです。


南からハンニバルとその軍勢が
歩いていく。


北からはローマ軍がやはり歩いて
きます。


2つの軍団は出会うべくして
出会うのでした。


われわれは心書家に導かれて
ふと古代ローマ帝国の
イタリア半島に
来てしまったようです。


イタリアを紀行するために

ステップ1

イタリア半島の形、つまり
かかとの高いブーツ(長靴)
を思い描く

ステップ2

古代ローマ帝国をイメージする


ステップ3

カルタゴとハンニバルに
ついて思い出す。


これだけで、あなたは
一気に2000年以上も
時空を遡れるのです。


タイムマシンというと
おおげさですね(笑)


ご精読ありがとうございます。


懐中温泉