ヴィジョンはどこまでもポジティブに | 「中年の危機」に陥った、ごく普通の50代男性が、3日・2週間・1ヶ月の3段階で人生をやり直す、潜在意識活用システム 真「幸せの時間」

「中年の危機」に陥った、ごく普通の50代男性が、3日・2週間・1ヶ月の3段階で人生をやり直す、潜在意識活用システム 真「幸せの時間」

潜在意識の働きで、あなたは「スーパーなあなた」になるのです。そのための素材・方法も実はあなたの手元にすでに多くあります。ここでは、あなたがそれを見出し、活用するお手伝いをいたします。胎児(あなた)は、胎児(あなた)の夢により進化します。

ギャッツビーがクリスチャンだったとしても

実際のところ、1920年代のアメリカ合衆国

のごく標準的なクリスチャンだったでしょう。


つまり、われわれが一応日本人として、葬式

にはお寺に行って仏教徒になり、神社でお賽

銭を賽銭箱に投げ入れて願い事を神様に祈る

程度にはクリスチャンであったと思います。


たぶん、モーゼの十戒はあまり気にしなかった

はずです。


が、少なくともモーゼがビジョンボードと

して神からこの十戒を授かったときは、人々は

この戒めを繰り返し祈りの中に組み込み、

潜在意識に働きかけたはずです。


前回問題としたように、潜在意識は、きわめて

素直な上に、肯定と否定とを区別できません。


したがって、NGのついた戒め

2 NG 偶像を作ってはならない

3 NG 神の名を徒らに取り上げてはならない

6 NG 殺人をしてはいけない

7 NG 姦淫をしてはいけない

8 NG 盗んではいけない

9 NG 嘘を言ってはならない

10 NG 隣人の家をむさぼってはいけない

は、

肯定的に受けとめるわけです。


そのため、偶像を作り、神の名を徒に取り上げ、

殺人をし、姦淫をし、盗みをし、嘘を言い、

隣人の家を貪る、


というように作用する可能性もありえた

わけです。


もちろん、個々の作用は記録にも残らない

ため、どういう具合に結果したかはわかり

ません。


それでもその後のユダヤ民族の歴史

を見る限り、受難の歴史、という表現が

よくあてはまります。


そして、今でもユダヤ教はこの十戒を原則として

遵守しており、それにもとづいた生活様式を保っ

ています。


公平のために述べておけば、十戒のうち、

3つは、肯定的表現ですので、そのまま

いきます。


1 主が唯一の神である

4 安息日を守る

5 父母を敬う


これはストレートで間違いようがないです。



歴史に「もしも」はありません。


そうだった、というだけです。


それでもビジョンボードという見地から、

この十戒がもしもたとえば以下のようで

あればどうなるのか、と深く考え込まざる

をえないのです。


ギャッツビーなら、希望に満ちた表現

としてこうするのではないでしょうか。


2 神のイメージだけを心に描きなさい

3 神の名を大切に取り扱いなさい

6 人を生かしなさい

7 あなたの愛する人のみを愛しなさい。

8 分かち合いなさい

9 言うこととすることを一致させなさい。

10 あなたの隣人を愛しなさい。