「ちくわぶに岩下の新生姜を詰める」に続く、わぶろぐ第168弾です。
皆さんもこの時期になるともれなくそうされていると思いますが、私も毎日ちくわぶツイートをチェックしています。
そしてある日、不思議なツイートを発見しました。
ちくわぶ味噌煮込み
— 川口酒スタンドガソリン (@gasolin5555) November 18, 2022
牡蠣グラタン
ポパイバター
アジチュケタマコ pic.twitter.com/vlDdsIIn3h
何やら、居酒屋のメニューっぽいものの中に「ちくわぶみそ煮込み」なるメニューがあります。
しかも「串2本159」です。単位が「円」なのかどうかは定かではありません。「ペソ」かも知れません。
何せ川口のガソリンスタンドなのですから。
「ちくわぶくんとちくわぶ料理専門店へ」でご紹介した「ちくわぶ料理専門店」と同様に、きっと虚構の中の産物なのでしょう。
しかし翌日。
今度は実物の写真が掲載されています。
こちらも大好評のちくわぶ味噌煮込み串。
— 川口酒スタンドガソリン (@gasolin5555) November 19, 2022
サケガススム pic.twitter.com/a3KyuTs4K0
なるほど。これはもしかしたら、実在する店舗なのかも知れないな。
ちくわぶユーザーのサポートを生業としている私としては、こういう怪しい店を発見したら、調査しない訳にも行きません。
11/21(月)の事務上がりに「酒スタンドガソリン」に寄ってみることにしたのです。
この日は私の前に3人組のお客さんが来ていました。
私はカウンターの端に場所を確保し、ホッピーの白を注文します。
ホッピーが置いてあることは事前に確認済みでした。
私が通うための条件は、まずホッピーがメニューにあることです。
そして、さらに焼酎がキンミヤであれば文句はありません。
もちろんまずはちくわぶみそ煮込みをいただきます。
甘じょっぱい味噌だれに、一味唐辛子をかけるとちょっと引き締まる味になるところがなかなかです。
さらに、おでん以外のちくわぶメニューを出している、というところが称賛に値します。
ちくわぶを食べなれない人が、こういったちくわぶを食べて、新しい一面を認識してくれることが嬉しいのです。
私はいつも一人で飲む時は、つまみは軽く3品と決めています。
ただ、初めての店ですので流石に迷いますね。
豚シャブの温野菜をチョイスしたのですが、結構なボリュームです。
もう一品は軽めにしておこうと思い、柿の生ハム巻きを選びました。
生ハムメロンをイメージしたものだと思いますが、柿でも案外合うもんですね。
さて、飲み物のメニューを思い出してください。
普通のホッピーの他に「シャリ金」のホッピーがあります。
20度のキンミヤの小さいパッケージをそのまま凍らせたものです。
これを出す店はちょっと珍しいので、2杯目はシャリ金にしてみました。
ただ、濃さの調節がちょっと難しいので、普通のホッピーの方がいいかな。
ここまで、一般のお客さんのように普通に飲んでいるかのようなフリをしていますが、実はマスターと話をする過程で、何故この店に来たのかもゲロっていて、ついでに「岩下の新生姜味ふりかけ付名刺」も渡しています。
豊洲で仕入れた魚のメニューが充実していること、火を使うことが出来ないので、火力の必要なメニューは難しいことなどをお聞きします。
とにかく、初回の来店でなかなか良い印象を得ました。
近いうちにもう一度来ようと思いつつ勘定します。
こんな感じで、比較的リーズナブルに楽しむことが出来ました。
どうやら、知らぬ間にシャブをやらされてしまったようです。
間を置かず、次はその週末の11/25(金)に再訪します。
金曜日の混み具合を確認しておきたかったのです。
意外に、この日も空いていました。
壁のメニューを写真に撮らせてもらいます。
実際には、食べ物メニューだけでも、この4倍以上はあるんです。
悩んだ末、魚系のメニューの中からトロタクをいただいてみることにしました。
うんうん。なかなかイケるじゃないか。
そしてもちろん、ちくわぶみそ煮込みもリピートします。
ひとつ学んだことがあります。
ちくわぶを串に刺さったまま食べようとすると、皿に残った味噌だれを十分になすり付けることが出来ないのです。
このため、箸でちくわぶを串から外し、味噌だれになすり付けるワザが有効であると見切りました。
新しい店では、こういうコツを掴んでいく楽しみもありますね。
この日の3品目は、干し柿とマスカルポーネチーズをチョイスしてみました。
前回、柿の生ハム巻きとどちらにしようか悩んだやつです。
ほお。こういう感じなんだ。
干し柿とマスカルポーネチーズのマリアージュ感が予想以上です。干し柿部がかなりねっとりしています。
いい感じの甘さで、シンプルなクラッカーと合っています。
そんな感じで、早速2回来店してみた訳ですが、なかなか気に入りの店になりました。
他のちくわぶメニューも検討されているそうですので、私のちくわぶブログの常連になってくれそうな予感です。
おしまい