「ちくわぶ試食会の練習」に続く、わぶろぐ第167弾です。
ある日、イオンで見慣れない「岩下の新生姜」を見かけました。
岩下の新生姜の肉巻きの写真がパッケージに使われていて、肉を巻くのに適した新生姜がパッケージされているような感じに見えました。
「惣菜用 岩下の新生姜」にパッケージの形状は似ているのですが、あれともまた異なる商品のように思いました。
その時は、家に新生姜の買い置きもありましたのでスルーしましたが、ちょっと使ってみたいという思いと、正体を確かめたいという思いから、翌週末の11/13(日)にはイオンに足を運んでいました。
そして、他のものには目もくれず、それだけを購入します。
他のピンク仲間の皆さんも、見たことが無いようです。
「お肉にぴったり!」のキャッチコピーとともに、「豚バラ肉のくるくる巻き」の調理例の写真が載っています。
さぞかし、スリムで巻き易い、エリート新生姜ばかりで構成されているのだろうと思いきや、案外デコボコ感があります。
まあいいや。商品名を確認してみよう、と思い裏のシールを撮ってみたのですが、「しょうが酢漬け」としか書いていないんですね。
Webにある「惣菜用 岩下の新生姜」の情報と見比べてみたのですが、脂質、炭水化物、食塩相当量などの割合が微妙に異なるんです。
ナゾは残りましたが、まあ良しとしましょう。
本題は、これを使って何を作ろうか、というところです。
タイトルを見れば判りますわな。そう。ちくわぶとのコラボです。
「ちくわぶくんとちくわぶ料理専門店へ」のブログにも、岩下の新生姜を詰めたちくわぶピンチョスが登場しているのですが、実は私はその時、他のわぶ料理を食べるのに手いっぱいで、ピンチョスには手を付ける余裕が無かったのです。
肉巻き用新生姜との出会いは、「これをちくわぶに詰めてみなさい」という岩下社長からのお告げであることを確信しました。
何を隠そう、「岩下漬けの素」も持っていましたので、この機会に活用してみようじゃないか、と考えたのです。
皆さんもご存知の通り、ちくわぶの身長は23cmですから、8cmの新生姜が3人いれば足りることになります。
比較的詰めやすそうなやつらをチョイス。
これをどうやってちくわぶの穴に詰めるのか?
お判りになる方はいらっしゃいますでしょうか。
まず、新生姜の長さに合わせて、長さ方向に3等分するところまでは判りますね。
でも、このままではとても、新生姜を穴にぶっさすことは出来ません。
ウソだと思うならやってみてください。
ちくわぶか新生姜、いずれかが折れてしまうことは必至です。
まず、ちくわぶをレンチンして弾力性を持たせるのです。
フタを被せて600Wで1分レンチンして様子を見て、さらに40秒ほど追加しました。
あ。これ、ちくわぶのメーカーによって大分違うと思いますので、ご注意ください。
こうすると、俄然挿しやすさが違います。それでも1本途中から先に進まなくなってしまったので、やむを得ず入り口から切り落として逆側から挿しました。
新生姜を挿した3本のちくわぶを上から見た絵です。美しいですね。ちょっと破けたのはご愛敬。
そして、それぞれを4等分の厚さにスライスすれば、12人の優しいちくわぶ新生姜が誕生します。
これを先ほどの「岩下漬けの素」の中に入れて、冷蔵庫で休ませます。
4時間ほど冷蔵庫に入れて、夕飯の時に器にあけます。
あれ?思ったほど美しくない。。
まあいいや。食ってみよう。
ん?んん?想像した以上に馴染んでないな。
あんまり味のないちくわぶの中に新生姜がいるだけだ。
3つほど食べて、汁の中に沈むようになったところをもう一度撮りますが、やはり大して美しくありません。
息子にも、「これ不味いから食ってみ」とひとつ味見させてみます。
「うわっ!小麦粉と新生姜だ!」
なるほど。その通り。少なくとも美味いものではありません。
まあ、ちくわぶのオリジナル料理を試行していると、こういうことは良くあります。
もしかすると、ちくわぶを茹でて少しを味を付けてから新生姜を詰めれば、粉っぽさも無味さも軽減され、少しはマシになったのかも知れません。
ただ、改善すればいけそうなものと、とても美味い料理になるとは思えないものがあり、今回は明らかに後者です。
ちくわぶを岩下の新生姜とコラボさせることはこれでキッパリと諦め、次はドムドムハンバーガーとコラボした「ちくわぶバーガー」の完成に向けて邁進するのみです!!
おしまい