「豚ならしょうが焼き」「カップ汁なし担担麺」と、ちょっと特別な思い入れのあるメニューをご紹介しました。
考えてみると、「プリン」なんてのもちょっと難しい食べ物ですね。
スーパーにちょっと見たことが無くて美味そうなプリンが並んでいるとついつい買ってしまうのですが、期待したほどには美味しくなくてへこむケースには、かなり高確率で遭遇すると思います。
そしてみなさん、「プリンと言えばこれ!」という銘柄をひとつかふたつ持っているのではないでしょうか。
私にとってそれは、「シャトレーゼ」の「無添加 契約農場たまごのプリン」です。
判りますでしょうか?「無添加特濃プリン 生クリーム仕込み」の方で無いのです。
もちろん、人によっては後者の方が好き、という人もいるでしょう。
私は、単純に味的に前者の方が好きなのです。
そして、コストパフォーマンスも考慮すると、これに勝る、もしくは肩を並べるようなプリンにはお目にかかることがありませんでした。
ただそれでも、いつも同じ銘柄だけ食べているのはつまりません。
どうしても、目新しくて気になるやつがスーパーに並んでいると買ってしまうのです。
そしてある日、オーケーストアにちょっと見慣れないやつがいたので、大して期待した訳でもなく、買い物カゴに入れたのです。
数日後、事務でゆるゆるストレッチしていた私に、嫁さんからLINEのメッセージが届きました。
「あんたが買ってあったプリン、美味え!」
どうやら、息子と二人で食べてみたようです。
その時、私はそのプリンをどこで買ったかすら忘れていました。
確か、オーケーストアかヤオコーだったよなあ。という記憶を頼りにオーケーストアに行って、見事そいつを再発見したのです。
それが。。
トーラクの「ロイヤルカスタードプリン」です。
実はトーラクというメーカー自体をケアしていませんでした。トラクー?聞いたこと無いな、と思っていたくらいです。
特に、息子の絶賛度が高く、値段が130円台だったというと、「その値段でこのクオリティはすげえ。また買って来てくれ」と言うのです。
早速リピートして、息子と一緒に食べてみます。
まず、「本格カラメルソース」が別添で内蔵されているところが特徴的です。
皮を剥いたプリン本体は、比較的淡泊に見えます。
そこに、こちらの本格カラメルソースをかけていくわけです。
良く、ジャムやケチャップなんかでこういう容器を見かけますよね。「パキッテ」というものらしいです。
そして、プリン本体に上からかけていきます。
絞り切るとこんな感じです。
うちでは、プリンを食べるときは必ず「シリコンスプーン」を使います。
本格カラメルソースを狙ってシリコンスプーンをぶすり!と行きます。
おお!確かに「とろ~り感動」ちっくです。
さて、実食してみましょう!
あっ!このカラメル、結構苦い!
でも、それがいいんだ!プリン部は柔らかいタイプだな。
バランスがいいぞ。確かにこれで税込み145円ならアリだな。
息子がかなりハマったので、今は冷蔵庫に2、3個常備するようにしています。
普通のプリンと比べて日保ちも長いんです。
そんな感じで、我が家ではかなりの人気を勝ち得た「トーラクのロイヤルカスタードプリン」ですが、みなさんに躊躇なくお勧め出来るかというと難しいところなんです。
昔ながらの固さのあるプリンが好きだという人もいるでしょうし、玉子の風味が感じられるところに重きを置くという人もいるでしょう。バニラビーンズの香りに惹かれるという人もいることと思います。
プリン本体のなめらかさと、カラメルソースのほろ苦さを重視する方には合うと思います。
こんな風に、プリンもどういうタイプが好きかによって評価が大きく分かれるタイプの食べ物であることを、今回再認識しました。
おしまい