もちろん、シリコンスプーン自体はうまいものではありません。
ただ、うまいものをよりうまく、うまさを余すところなく楽しむ意味で、非常に便利なアイテムですので、「うまいもの」テーマのブログとしてご紹介します。
私、と言うか私たち家族が初めてシリコンスプーンに出会ったのは、軽井沢の「万平ホテル」です。
もう10年近く前のことだと思います。
朝食の時、テーブルの上にジャムのビンとともにシリコンスプーンが置いてあって、使ってみるとかなり便利そう。
その後、お土産コーナーで販売されているのを見つけ、一つ買ってみました。
600円か、800円か、その間くらいの値段だったように記憶しています。
家に帰って使ってみると、これがまたいい!
一番判り易いのはビン詰めのジャムを使い果たす時なのですが、以前のストレスが嘘のように、気持ち良く掬い取れて綺麗になる!
プリンを食べる時なども同様に、たれまで綺麗にこそぎ取ることが出来ます。
ごはんですよのラストも典型的なユースケースです。
100円ショップなどにも似たようなものがあって買ってみたりしたのですが、やはり安い物は安いなりです。
こういうものは、少々高くてもそれなりの品質のものを使うべきですね。
現在、うちには同様の形状のシリコンスプーンが5本あるのですが、どうしても経年によって劣化してくるため、今回改めてAmazonで2本、追加購入しました。写真も撮りたかったので。
こちらの製品です。幅2.7×全長17.4cmの小さい方。
この下の製品も候補だったのですが、「あわせ買い対象商品」という、購入に条件のあるものだったため、上記のものにしたのです。
他にも探せばあるかも知れませんが、気を付けていただきたいのは、必ず「継ぎ目なし」もしくは「シリコン一体タイプ」を選ぶ、ということです。
安い製品の多くは、スプーン部と柄の部分が継ぎ足されたような形状になっており、その継ぎ目の部分に徐々に汚れが溜まって、汚くなってしまうのです。
私も、その事を知らずに当初は安い継ぎ目タイプのものを使用していたのですが、確かに段々黒ずんでくるのです。
口に入れるものですので、少々高くても、そのような心配は無い方がいいでしょう。
そして、このシリコンスプーンの実力をご紹介する目的で、今回いかすみソースパスタを食べることにしました。
「予約でいっぱいの店のいかすみソース」のパッケージがリニューアルされたので、買い置きしてあった旧バージョンと共に、食べ比べをすることにしたのです。
勿論、味は一緒でしたーー!
そして、いかすみソースパスタを食べ終えた後の皿がこちら。
もともと無駄なくソースを食べる派なので、それほど残っていませんね。
これを、シリコンスプーンを使って、ソースをこそぎ取った後がこちら。
ちょっと判り難いかも知れませんが、ストレス面での差は歴然です。
さて、何故私がここで「シリコンスプーン」のブログを持って来たか。
もうお判りでしょう。
いかすみソースの結果を頭に入れた上で、前回の「クロネージュ リッチショコラ」を食べ終えた後に皿に残ったチョコだれの写真を見直してみてください。
もしそこにシリコンスプーンがいてくれたら、どれだけスッキリしたことか想像出来るでしょう。
もはや「一家に一本」ではないのです。
「一人一本」。そして「出かける時も忘れずに」。
まあ、ソースならパンで拭き取るのもアリですけどね。
おしまい