5/2(月)は、赤羽の「ソーシャルコミュニティめぐりや」さんに、落語を聴きに行きました。15時の回です。
5/2(月)本日のめぐりやは、落語会です。小さな小さな落語会をお楽しみ下さいませ。昼夜の2回あります。 pic.twitter.com/dvqCmongij
— ソーシャルコミュニティめぐりや (@cafe_meguriya) May 2, 2022
実は、落語を生で聴くの初めての体験です。しかもこんなかぶり付き。
最近、新しく「笑点」のレギュラーになった桂宮治さんの兄弟弟子なんだそうです。
2021年に二ツ目に昇進されたそうです。よく知らんけど。
とにかく、そんな素晴らしい方の落語を聴けるなんて光栄の極みです。
1時間ほどの時間の中で、2つの演目を中心にトークを織り交ぜていらっしゃって、楽しい経験をすることが出来ました。
さて。せっかくの赤羽だから、明るいうちに飲んで帰ろう。
と駅方向に戻ります。
一番好きな「まるよし」はまだ準備中のようでした。
「いこい支店」は逆に、すでに混んでいる様子。
「喜多屋」に入ってみたものの、こちらも常連さんがカウンターを陣取っており、注文するスキが無かったので、出てしまいました。
仕方無い。「串カツ田中」に行っておくか。
と一番街方向に歩き出して、オープンな雰囲気のお店があるのが目に入りました。
「博多劇場」
鉄鍋餃子などの博多料理が看板のお店のようです。しかも16時にオープンしたばかりなので、まだガラガラです。
へえ。こんな店あったんだ。
後で調べたところ、結構なチェーン店なんですね。全く知りませんでした。
メニューにホッピーがあることが決め手になって、この店に決めました。
ホッピーはセットが400円と良心的な価格です。「なか」の量は好きな量だけ!というのも好みに合わせられていいですね。
鉄鍋餃子は、一人前290円ですが、注文は2人前からだそうです。まあ、仕方ないでしょう。
串焼きメニューからは、お勧めの鶏つくね200円と、とり皮串150円をもらってみることにします。
まず、お通しが出て来ました。
キャベツのざく切りに、塩こんぶが乗って、醤油ベースのたれがかけてあるやつです。
キャベツのざく切りがお通しでお替り自由、というお店が他にありますが、最近キャベツ自体が不味くて手を付ける気にならないのです。
ここもそんなキャベツなのかなあ、と恐る恐る食べてみたのですが、そんなことはありません。
キャベツ自体も柔らかくて甘味がありますし、塩こんぶと醤油だれの効果で、ちゃんとした一品に仕上がっています。これ、エライ。
そして、串が出てきます。
鶏つくねは期待したほどではありませんでしたが、とり皮串の方は好きなタイプでした。
本場のとり皮串は食べたことが無いのですが、きっとこんな感じなんだろうなあ、と思える、香ばしくて甘じょっぱい味付けでした。
そして、期待の鉄鍋餃子が出て来ます。
まあ、居酒屋の餃子だからなあ。そこそこだろうなあ。
と思っていたのですが、想像のちょい上を行く美味さでした。
ちょっと皮が厚いような感じもしますが、このレベルの餃子が居酒屋で食べられるのであれば、十分満足です。
ただ、一人で2人前食べると、それなりにこたえます。
この日はこれで上がることにしました。
でも、その時点で「再来店する」ことは決めていました。
なぜなら、おでんメニューの中にちくわぶがあったからです。博多のくせに。
そして、2度目の来店は5/10(火)の夜です。この時はさすがにそこそこ混んでいました。
厚揚げ、大根、ちくわぶを注文してみます。
ちくわぶは、この風情からすると「カネ久商店」さんのものではないでしょうか。
そしてだしは醤油ベースで少し甘味のある感じ。所謂普通です。
まあ、無しでは無いでしょう。
ただ、私には王子「平澤かまぼこ」のちくわぶが基本になっています。差は歴然、というか、もはや異なる食べ物のように感じられます。
このちくわぶを初めて食べて、これがちくわぶだと認識されてしまうのは、少々悲しいものがありますね。
そして、もうひとつ確認しておこう、と決めていたメニューがあります。
屋台のとんこつラーメン580円です。
居酒屋のとんこつラーメンで満足の行く味のもの食べられるのであれば、それだけでも通う価値があります。
とんこつスープにマー油がかかったタイプですね。
まずはスープを一口。
うん。悪くない。
悪くはないけれど良くもありません。
じゃ、麺は。
あ。ゴムだ。
ゴムは言い過ぎですが、少なくとも美味いものではありません。
細麺ではあるのですが、香ばしさなどは感じられず、ねっちりとした食感があるのです。
スープも飲み干すようなレベルのものではありません。
「チャルメラ バリカタ麺豚骨」の偉さを、改めて思い知らされる味です。
真面目に、麺とスープをそのまま「チャルメラ バリカタ麺豚骨」にして、マー油とかトッピングとかで商品に整えれば、現在よりも3倍は美味しいとんこつラーメンに仕上がると思います。
ウソだと思ったら、やってみ。
まあ、少々ディスりが過ぎたかもしれませんが、この店、嫌いではないんです。
きっとまた行くと思いますし、どちらかと言えば、行ってみることをお勧めできるタイプのお店です。
私が敢えて、いまいちな品をディスるのは、正直な評価をしていることを判って欲しいからなんです。
少なくとも鉄鍋餃子があれば、ある程度のテンションは保てますし、キャベツも悪くないですからね。
おしまい